森ビル(東京)は、
六本木ヒルズやアークヒルズなどに続く最新作
「麻布台ヒルズ」の一部を公開しました。
東京都心の六本木と虎ノ門の中間点にある麻布台エリアに、
約330メートルの高層ビルと、
テニスコート90面分以上となる
約2万4000㎡もの緑地を持つ複合施設です。
用地買収を始めてから35年も要し、
バブル崩壊やリーマンショックなどの不況も乗り越えて
完成にこぎ着けました。
特に話題なのが分譲・賃貸合わせて
約1400戸の超高級マンションです。
現在、公開されている情報では
賃貸住宅の家賃は52万円〜120万円で法人契約のみ。
分譲マンションの価格は平均20億円とされ、
最上階は200億円以上だったと予想されています。
日本の分譲マンション価格の最高記録を
更新したのかもしれません。
この部屋の内装や設備、正式な価格は公開されていません。
どんな人が購入するのかはわかりませんが、
9年前に森ビルが開発した
虎ノ門ヒルズの登記簿を参考にすると、
物件オーナーはセカンドハウスや
投資用として購入する人がほとんどのようです。
建設会社社長によると
「森ビルの高級住宅の管理は
どのデベロッパーよりも厳格です。
以前、内装工事業者が間違えて、
工事予定ではない別の部屋の
ドアノブに『触れた』ことがあり、
当社も含めて出入りの施工会社全てに、
再発防止が徹底されたこともあります」
といいます。
まさに日本最高峰の集合住宅といえる麻布台ヒルズに注目が集まっています。