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提案します。「動画」を効率よく使いましょう。

本日は、インターネット上で「動画」を上手く使いこなしましょう、
というテーマです。

たとえば、「リーシング」において、
「メールからの反響客」に来店いただくための、強力なツールとして。

たとえば、オーナーに対して、
どうしても聞いてほしい「プレゼンテーション」のツールとして、
使えるのではないか、と思います。

動画といっても「いくつか」ありますね。
まず、ビデオで撮影したもの。
人が登場して、その人が説明したり、
現場を撮影して、あとから「アフレコ」を入れるような動画。
ふつうは、こちらを思い浮かべると思います。

でも、僕が想定している動画は、基本的に人は登場しません。
(写真と音声では登場しますけど)

実は、自分が画面に登場して説明するような動画も作りたい、とは思っています。
でも初心者には、ちょっとハードルが高いですよね。

僕は一度、プロに撮影してもらった経験があります。
準備もよく出来ていないのにカメラの前に立った、ということもあるけど、
失敗作でした。
完成後に一度だけ見たけど、2度と見る気はしないです。

このメルマガの読者で、その動画を見た方は多いと思いますが・・・

でも、そんな動画でも、プロモーションとしての効果は高く、
そこから「ご注文」が入ってきています。
僕が訴えたいことは、しっかりと伝わっています。
動画って、本当に説得力がありますね。

ところで、本日僕がお勧めする動画は、もっと簡単に作ることができます。

このメルマガで、僕がお届けしている動画をご覧になったことがある方は、お分かりになると思います。
それは「動画キャプチャ」という手法です。
基本は、パワーポイントの画面を録画しながらナレーションを入れる、という動画です。
ナレーションと同じテキストが、同じタイミングで画面に流れます。
「いいテンポ」で流れると、つい「見入ってしまう」し、「聞き入ってしまう」のです。

見たことのない方は、参考までに。

こういう動画を使って「お仕事に役立てませんか」というのが本日のテーマです。

リーシング上で、メール反響客に「来店していただく」ことは重要な課題です。
「出来れば100%」といきたいところですが、
少なくとも半分以上は「来店につなげたい」と思います。
ネット集客の競争は、ますます激しくなっていきますから。

僕がお勧めする動画は、「それ」を強力にバックアップするツールになると思います。

あなたが、ネットで部屋探しをしていると想定してみてください。
気になる物件があって、問い合わせメールをしました。
すぐに担当者から、返事と、物件の詳細説明のメールが返ってきます。
あなたは、メールを一所懸命に見るけど、返事は出しませんね。
普通は「ここで、おしまい」です。
良くても、あと1~2回のメールが来るだけでしょう。

ところが、ここから、動画の付いた7通のメールが「3日おき」に届いたとしたら・・・
簡単な説明と、動画にリンクしたURLが記載されたメールです。

1回目の動画は、
「問い合わせに対してのお礼」と、これから届く「動画メール」の紹介しています。
「より良い物件に巡り会うために「きっと役立ちます!」というメッセージ」を込めて。

2回目の動画は、この街の紹介がテーマです。
ここに暮らす「あなた」が利用する各施設を紹介しています。
あなたがこの街で暮らす便利さが伝わってきます。

3回目の動画は、この地域の交通網の紹介がテーマです。
鉄道や主要道路など、
あなたが職場に通ったり、休日に遊びに出掛けるときのイメージ湧いてきます。

4回目の動画は、探している「物件タイプ」の説明です。
これは、「単身用」「カップル用」「ファミリー用」と作る必要がありますね。
ある物件タイプを探している「あなた」に向けて、
このエリアでの供給状況や、築年別・構造別の相場などが説明されています。

5回目の動画は、「上手な部屋探し」について語られています。
プロの「とっておき」のノウハウに「あなた」は納得します。

6回目の動画は、そのスタッフ紹介です。
明るく元気そうなスタッフを見て「あなた」は好感が湧いてきます。

7回目の動画は、その会社の紹介です。
いきなり「会社紹介」から入ってきたら「あなた」は、最後まで動画を見なかったかもしれません。
でも、今までの6本もの動画が、徐々に、あなたの信頼感を育てています。
「この会社は信頼できるかも」と思っている自分に「あなた」は気付きます。

最初の「問い合わせメール」を出してから3週間のあいだに、
このような動画が届く、というイメージです。
1本の時間は、せいぜい5分~7分程度です。

あなたにとって、この会社は、少しだけでも「特別」になっているのではないでしょうか。
もちろん、その間にも、担当スタッフからは、物件に関するメールが届いています。

この仕組みは簡単です。
まず、7本の動画と、それを紹介するメールを7通用意します。
そのメールを「ステップメール」というシステムに登録しておくだけです。
「問い合わせメール」が届いたら、お客様のメールアドレスをシステムに登録すると、翌日から自動的に 3日おきに 用意したメールが送られます。
(この辺の設定は自由にできます)
送るメールの数は、3通でも10通でも100通でもオッケイです。

※「ステップメール」を提供している会社は数多くあります。
※僕が使っているのは月額2000円のシステムです。

僕はこの方法は、ネットからの問い合わせを「来店に結びつける」のに、「画期的な」方法と自賛しているのですが。
誰も賛同してくれないのです(苦笑)

この7通のメールが、普通の文章だったら効果は低いでしょう。
文章は、よほど興味がないと最後まで読んでくれません。
動画であることがポイントです。
それも「思わず引き込まれてしまう」ようなテンポの動画です。

(ご覧いただいた僕の動画は、あまり「上手な出来」ではありませんが、何回かの試行錯誤で作ることはできました)

次は、オーナー対してのプレゼンテーションで、この動画を活用する方法です。

どのように使えばいいでしょうか。
このアイディアは、長崎県の会員様からいただきました。

「反響客」のように、メールで動画を「送りつける」のではありません。
パソコンかタブレット端末を持参して「その場でオーナーに見ていただく」のです。

「人が行くなら、行った人が説明すればいいではないか」
と思うかもしれません。

でも、訪問したスタッフの話を、オーナーは聞いてくれますか?
そして、上手に話せますか?
途中からオーナーに質問されて、話が中途半端で終わりませんか?

動画なら、予定通りに最後まで「見て、聞いて」いただけます。

たとえば、「空室対策の提案」とか。
「リニューアルの提案」
「賃貸管理の提案」
「賃貸経営の知識」というシリーズ物 とか。

「今回も、ビデオを持ってきました。見てください」と言って訪問します。
基本的なことを「聞いていただいた」あとの方が、話は弾むと思います。

「いけるアイディア」だと思うのですが・・・・

さて、このような動画の作り方です。
難しくはありません。
「超カンタン」というものではないですけど。

まずは、シナリオを作ります。
ナレーションで読み上げる台本ですね。
つぎに、パワーポイントに仕上げます。
台本の文章を、ほとんど、そのまま流す感じです。
挿入画像が入ると効果的です。

そして、ツールを使って、
パソコン上で動く「パワポ」の画面を、ナレーションと同時に録画します。

これには専用ソフトを使います。
僕が使っているのは「Camtasia Studio」 というソフトです。
「カムタジア スタジオ」といい、バージョンは「7」です。

無料お試しができますので、興味があったら覗いてください。
http://www.techsmith.co.jp/trials.htm

この「キャプチャ動画」は、
比較的、プロとアマチュアの差が「つきにくい」です。
人が登場する動画は、
カメラ撮影や照明や編集が必要なので、出来上がりに大きな差が付きます。

そして、費用もかかれません。
You Tube に流しても、面白いマーケティングが出来ますね。
使い方は「アイデア」次第です。

アメリカでは、ネット上のプロモーションは、半分以上が動画になってるそうです。
日本も、必ずアメリカを追いかけますから、数年以内にそうなるでしょう。
不動産物件のプロモーションも同じだと思います。
でも、先駆けて動画を使っている業者さんの多くは「全然、素人の動画」です。
カメラも「ぶれる」し、音声も上手く拾っていないし。

でも、プロに頼むと採算が合わないでしょう。

「キャプチャ動画」は面白いと思います。
使いこなしている不動産業者さんは、まだ見たことありません。
検討してみてはいかがでしょうか。

「キャプチャ動画」に質問がありましたら、
「オーナー向け情報誌の会員さん」のみ受け付けます。
実地指導までは出来ないのですが・・・・・

試してやってみたけど「ここはどうするの?」という質問がいいですね。

 

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