オーナーの物件を
管理させていただく、ということは、
「オーナーに付加価値を与える」
ということです。
あなたの賃貸管理が
「どんな付加価値を与えられるか」
を常に意識しましょう。
でも、今回のテーマは、
「賃貸管理以外の付加価値」についてです。
オーナーに与えることができる付加価値は
あなたの賃貸管理以外に
「あと2つ」あることをご存じでしょうか。
この2つは、
いつも意識していないと
オーナーに話すことが出来ませんし、
オーナーもあなたから聞かない限り
知ることのない付加価値です。
それは何でしょうか。
少し考えてみてください。
(考え中)
さて、いかがでしょうか。
答えを言いましょう。
2つの付加価値のうちの1つは
「あなたが与える付加価値」です。
A君やBさんでなく、
あなただから、
与えることができる付加価値です。
それが、どのくらいあるか
紙に書き出してみてください。
10や20は
スラスラと書けるのではないでしょうか。
健康
正直
約束を守る
地元出身
地元に住んでいる
知識欲旺盛
勉強熱心
経験豊富
・・・
あまり書くと、
あなたの思考の妨げになるので・・。
あなたの賃貸管理が
付加価値を与えるのは当然ですが、
担当のあなた個人も、
他者にはない付加価値を与えられるはずです。
普段、それを意識していないと
オーナーとの会話の中で
自然と口に出すことができません。
この類(たぐ)いの話は
自然に触れないと「自慢話」になってしまうので
会話の流れでタイミング良く
切り出す必要があります。
「必ず話す」のではなく
「機会を逃さず話す」のです。
そのために、いつも、
「自身の付加価値リスト」を
紙に書き出しておくことをお勧めします。
2つの付加価値のうちのもう1つは
「会社が与える付加価値」です。
賃貸管理の付加価値以外に
あなたの会社だからこそ
オーナーに与える付加価値も
多くはるはずです。
こちらも紙に書き出してみてください。
以前、研修の中でこのワークをやったとき、
スラスラと30も40も書いて
なかなか止まらない人がいました。
「なぜ?」と聞いたら
「1ヶ月前に社内全員で書いた」
という返事でした。
彼はそのとき、
自分の頭の中から付加価値リストを絞り出し、
そのあと、
他のスタッフとリスト見せ合って
お互いに共有したので、
1ヶ月後の「いま」でも
スラスラと書けるようになったのです。
このように、
時間をかければ出てくる付加価値も
一度、外(おもて)に出しておかないと
いざという時に自然と話せません。
なので、個人の付加価値と同様に
頭の中から外(おもて)に
引っ張り出しておいてください。
このようにして、
タイミング良くオーナーにアピールできると、
あなたの賃貸管理の付加価値に
さらに「2つの付加価値」が足されるので
オーナーにとって魅力ある
プレゼンテーションが出来るようになります。
ぜひ、社内スタッフ全員で、
定期的に「付加価値リスト」を
再確認するようにしましょう。