前回は、
オーナーさんに「自慢話をさせよう」
というのが主題でした。

その前提として
「コミュニケーション力」が必要で、

それは「おしゃべり」のことでなく

「聞くこと」「話させること」
というお話しでした。

これは、全ての営業に共通の
大切なマインドになりますね。

今回は
「オーナーから何を聞き出すか？」
というお話しです。

オーナーと良好な関係をつくり、
やがて「管理の話」を
真剣に聞いていただきたいのでが、

その前に聞いておきたいのは、

オーナーの「個人情報」です。

個人情報とは、

　・家族
　・趣味
　・仕事
　・普段の考え方

などです。

決して「今日会ったばかりの他人」に
話す内容ではありません。

でも逆に、
あなたと親しい人とは
お互いの個人情報を話し合っているはずです。

つまり、
個人情報を披露し合うかどうかが
「関係性が築けたかどうか」の
バロメーターになるのです。

では、どのように個人情報を
聞けば良いのでしょうか？

たとえば、
あなたが親しい友人の個人情報は
どのように知ったのか覚えていますか？

何回かの付き合いの中で
自然とお互いを披露し合ったと思いますが、

なぜ、自分の家族や仕事のことを
他人に話したのでしょうか？

「親しいから」と思うかもしれませんが

実は、
「個人情報を披露し合ったから親しくなれた」
のです。

だから、最初に、
オーナーに個人情報を話していただく
キッカケを作ってほしいのです。

そのキッカケとは
「あなたの個人情報を話す」ということです。

あなたが子供のことを話せば
オーナーも話してくれます。

あなたが趣味のことを話せば
オーナーも話してくれるはずです。

この、
オーナーとあなたの
個人情報を披露し合うことが

関係づくりにおいて
一番の近道になります。

次回は
オーナーと会話するときに欠かせない
「オーナー営業に必要な知識」についてです。