アプローチは3つのステップ成り立っていて、ひとつめは「最初のあいさつ」です。
僕は研修で、この「出会いの大切さ」を新人に教えるときに「3つの基本要素」で説明します。
それは何か?
その「3つの基本」とは、
「清潔感」があって「元気に明るく」そして「礼儀正しく振る舞う」ことです。
・・・・・・・・・・・・やっぱり「なぁーんだ」と思いましたか?
余談ですが、数か月前にある「営業本」に巡り会いました。
著者は「加賀田 晃」と言う方で「営業の神様」と言われている人です。
生涯の決定率が「99%」という、ほとんど「会ったら売る」という達人です。
※興味のある方はサンマーク出版で探してください。IPADでもダウンロードできます。
この本を読んでいて、飛び上がるように嬉しかったページがありました。
このアプローチのときの考え方が、ぼくと一緒だったのです。
加賀田先生は、「売れるか売れないかは、アプローチで50%が決まる」と書いています。
そしてアプローチで大事なのは、「清潔感、明るさ、元気、礼儀正しさ」と書いています。
まったく同じでした。
すごく、嬉しかったですね。
(もちろん、この本の90%は僕の知らないことで、とてもタメになりました)
僕が「清潔感、元気で明るく、礼儀正しく」を重要視するのは、
若いころに営業を教えてもらった部長さんの影響です。
当時は鬼軍曹と思ってしましたが、この3つを徹底的に仕込まれました。
笑顔と、声の出し方と、お辞儀の練習を何度もやらされました。
アパート提案で地主さんを飛び込み訪問していたのですが、
大きな声で「おはよーございます!」と言って、「ビシッ」とお辞儀をして入ると、
とても良い印象を与えることが出来ていることを実感できたものです。
不思議なもので、そのように実感できると、自信みたいなものが湧いてくるのです。
「当たり前」と言われる、このような基本を、出来ている人が少ないのです。
だから、最初の第一印象で、「なんか清々しいな、この人は」と思ってもらえるのです。
騙されたと思って、やってみてください。
お客様の反応を見ていれば分かります。
「清潔感」については、もうお分かりですね。
頭の先からつま先まで・・・・・
特に爪の先は、物件資料を指さすので、スゴク目立ちます。
そして、着るもの、持つもの・・・・
時計も目立ちます。
「元気に明るく」は、笑顔と発声です。
笑顔は鏡の前で練習すれば「できる」ようになれます。
声は、毎朝、発声練習しないと出てきません。
朝礼で「接客七大用語」を大きな声で唱和したり、
「あっえっいっうっえっおっあっおっ」なんて声を出したりしていますが、
あれは意味があるのです。
「礼儀正しく」の基本はお辞儀です。
「ビシッ」と頭を下げて2秒くらい静止してください。
研修でロープレをたくさんやりますが、
この3拍子が揃った人は、100人中1人か2人くらい・・・
そんな印象です。
第一印象をクリアしたら、
ふたつめは「信頼関係づくり」です。
また、明日・・・・