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案内したら決めてもらいましょう

空室対策を「ふたつの観点」で考えています。
ひとつは「案内を増やすための工夫」で昨日のブログで書きました。
もうひとつは「案内したら決めてもらうための工夫」です。

 

そのためには、部屋を「一目見て気に入って」いただく必要があるワケです。
まず基本ですが、部屋が汚れていたり「臭い」がするのは話になりません。
そこで、空いている部屋の日常管理が重要になります。
空室は、いつ案内があっても最適な状態に保っておくべきですね。
定期的(7日~10日ごと)に空室を巡回して、空気の入れ替えと簡単な掃除をしましょう。
埃(ほこり)や臭いを防ぎ、「なんとなく薄汚れている感」を取り除きましょう。

 

3点セットとして、
・玄関マット、スリッパ、消臭剤
・照明器具
・カーテン
は必須アイテムです。

 

さらに家具をセットしてモデルルームのように演出します。
これらは空室対策として、もはや当たり前になっていますね。

 

お客様のために、現場に色々なグッズを置いている業者さんも増えています。

 

・間取図と巻き尺
お客様にサイズを測って記入していただきます。
その行為は、お客様に本気で住む気を起こさせるでしょう。

 

・周辺マップ
物件を中心において、生活に必要な施設をマップ上に落としたものです。
このマップは、どこの業者さんでもお客様に一番好評だそうです。

 

・オーナーからの挨拶
さりげなくオーナーの「ウエルカム」の気持ちを伝えます。

これも「基本中の基本」ですが、外観・エントランスと通路の日頃の整備は重要ですね。
部屋が整っていても「そこが」乱れていたらダメでしょう。
お客様は外観を見て、通路を歩いて部屋に向かう途中にも目を配っています。
部屋に行く着くまでの過程が乱れていたら
部屋を見る前に「ここはやめよう」と決めています。
いくら室内を準備しても台無しになります。

 

空室対策は、ひとつの設備を追加するとか、入居条件を変えるとか、
そのような単発の処方箋だけでは難しくなってきています。
物件全体での総合力が求められるのです。

さて、もうひとつ空室対策で大事なことがあります。
それは、
「対策を進めるための社内体制づくり」です。

 

続きは次回といたしましょう。

また明日です・・・・・

 

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