「オーナーニュースレター活用で
管理を増やすためのビデオ講座」
23本目をお届けします。
本日のタイトルは
「オーナーセミナー4
注目される告知パンフの作り方1」です。
こちらをクリックしてください。
今回は、
セミナー告知パンフレットについて解説します。
A4サイズで一枚のイメージです。
オーナーセミナーに限らず、
何かのイベントの集客のために、
チラシやパンフレットを作ることが多いと思います。
その時に、犯しやすい重大ミスがあります。
それは、
お客様が見てくれる、
という前提で作成してしまうことです。
これは、
折り込みチラシでも、
雑誌広告でも、
インターネットのサイトを作るときにも
共通する大きな間違いです。
私たちがターゲットとしているお客様は、
毎日、多くの情報にさらされています。
インターネットや、SNSの浸透によって、
その傾向は、毎日、高まっています。
いまやお客様は、
多くの情報から、どのように逃れるか、
を無意識に考えています。
よほど、自分が興味のある情報でない限り、
まずは遮断することを試みるのです。
たとえば、オーナーセミナーの告知で、
こんなタイトルが大きく書かれていることは、
ないでしょうか。
第○回、オーナーセミナーを開催します。
特に、回数が20回50回と数を重ねていると、
それが権威とばかりに、
大きく書きたくなる気持ちは理解できます。
しかし、
最初からセミナーに参加する気のない人にとって、
そのセミナーが何回行われたかなど、
まったく関係がありませんし、興味もありません。
このタイトルを見た途端に、
ゴミ箱に直行させる可能性が大です。
セミナータイトルは、
こちら側の書きたいコトを書くのではなく、
相手が、
読まずには いられないコトを書くのですが、
この間違いを犯している例が、
多いのではないかと思います。
このように、
セミナーに興味のない相手に対する告知バンフは、
まず、見てもらう、ことを最初の目的とします。
目をとめてもらう、ことが大事なのです。
そのために1番目に、
目立つようにヘッドラインを作るのです。
見出しとかキャッチコピーとも言いますね。
大家さんの目に、
一番最初に飛び込んでくるモノであり、
これに目を止めてもらえなければ、
その先は読んではもらえません。
これが一番重要で、
すべて読んでもらえる結果の70%を決めると言っても、
言い過ぎではありません。
ヘッドラインは、まず、
注意を引く、ことを考えます。
文字の書体やサイズと色も含めて、
注意を引くことを心がけます。
ヘッドラインでは、
一番大きな約束をする、というのも大事なポイントです。
このセミナーに参加することで、
大家さんが得ることのできるメリットの中で、
一番大きなメリットを取り上げて、
大家さんに約束をするのです。
このセミナーに参加したら満室になる、とか、
築古の不良物件が人気物件に生まれ変わる、
というような大きな約束を、
ヘッドラインの中でするのです。
そして、数字を使うのもポイントです。
これは、具体性を演出することになります。
○○のための3つの重要なポイント。
絶対に欠かせない5つの秘策。
間違いだらけの7つの提案。
なぜか、数字を使うことで、信憑性が増すのです。
2番目は、リードと呼ばれる部分です。
これは説明文になります。
大家さんは、ヘッドラインで興味を引かれると、
続いて、リードを読み進めてくれます。
ヘッドラインで訴えたことや、約束したことを、
この部分で簡潔に説明します。
ここでも、途中で大家さんの興味が失われると、
すぐに離脱されます。
このセミナーに参加することで、
大家さんが得ることのできるメリットを並べて、
さらにその理由を書くことで、
読み進めてもらえるリードを書くことができます。
3番目は、ブレットと呼ばれる部分です。
ブレットとは、箇条書きのことです。
このセミナーが大家さんと交わす約束の箇条書きです。
約束とは、メリットを与えることです。
ヘッドラインでは、一番大きな約束を書き、
リードでは、それ以外の約束を書きましたが、
ブレットは、それを箇条書きにして、
分かりやすく、見やすく、シンプルにまとめるのです。
4番目は、信頼の証明です。
このセミナーがなぜ、
これらのメリットを約束できるのか、
その理由や証明できるモノがあれば、
ここに掲載してください。
たとえば、講師の実績です。
もし、今回の講師が弁護士や税理士さんなら、
信頼の証明になります。
本を出しているなら、なお、強い証明になります。
会社のスタッフが講師を務める場合も、
なぜ、彼が、今回のテーマで話ができるのか、
その理由の中に、
証明になるコトがあるのではないでしょうか。
そして、
過去のセミナーに参加していただいた大家さんの声も、
証明のひとつになります。
セミナーのあとにアンケートをとるようにして、
その中に、セミナーに参加した感想を書いていただくのです。
その一部を掲載させていただくのも証明になります。
5番目は、セミナーの概要です。
日時や場所などを告知します。
6番目は、申し込むときに、
お名前などを記入していただくスペースです。
ここは、お名前やご住所を書いていただくところなので、
ある程度のスペースを確保した方がよいです。
たまに、
豆粒のような文字しか書けないような申込書がありますが、
ここをスペースの犠牲にしないようにしてください。
以上が、
セミナー告知パンフに掲載すべき項目になります。
これらを、バランスよく配置してください。
今回の動画はこちらになります。