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【賃貸管理】藤井七段のように先を読む

藤井7段は
詰め将棋でスキルを鍛えたそうです。

本番の時は
何手先を読んでいるのでしょうね。

僕らのようなヘボ将棋でも
二手か三手先は読みますよね。

でも日常の会話では
一手先も読んでいない人が
多いのではないでしょうか。

たとえば夫婦や恋人との会話・・

これを言ったら
「相手はどう返してくるか?」と

何も考えずに不用意な言葉を発すると
予期しない反撃にあって うろたえてしまい、

言わなくていい言葉を発して
関係を険悪化させたりする。

そんな経験はないですか?

想定内だったら冷静に対処できたのに

そもそも何も想定もしていないので
相手の反応に過剰対応してしまうのです。。

夫婦喧嘩なんて原因は
そんなものではないでしょうか。
(新井家だけかな?)

一年前に娘と結構な口論をしてしまいました。

もう三十代後半の長女は
ずっとお父さんっ子で
逆らったことはない娘なのですが、

僕が5才の孫に向かって感情的に怒ったら

「そんなコト言わないで!」と
猛烈に反撃されてしまいました。

その剣幕の凄まじさに僕は
「親に向かって・・・・・!」と
声を荒げてしまったのです。

すると娘も激高して

生まれて初めてという調子で
ののしられてしまいました。

我ながら冷静さを欠いた恥ずかしい反応でしたが
お父さん想いの娘に不意に反撃されてしまい
防御の姿勢もとれないまま
醜態をさらけ出してしまいました。

我が子を怒られる母親の反応を
二手から三手くらい読んでいたら

もっと格好良く反応できたと思いますが、
一手先も読めていませんでした。

66歳にもなって迂闊ですね。
大反省しました。

そんな僕も
仕事の場ではどうか、と言うと
一手か二手くらいは読めていると思っています。

これを言ったら どう反応するかな?

二つくらいの反応を想定して
次の自分の反応をイメージできてると思います。

あなたは どうでしょうか?

たとえばトラブル対応で
苦情を言ってるお客様に対応しているとき

たとえば管理大家さんに
空室対策でコストをかける提案をするとき

たとえば賃貸仲介の案内のあとに
テストクロージングの言葉を投げかけるとき

我々は目的をもっているはずです。

その目的達成に向かうように
相手の反応を複数のパターンで想定して
対処するクセをつけているでしょうか?

まったく想定せずにボールを投げると
イレギュラーなコースで返球されたきに
上手にキャッチして投げ返すことが出来ません。

それは、

入居者をさらに怒らせてしまったり
大家さんを悩ませてしまったり
お客様を決断に導けなかったり

という残念な結果につながります。
目的と反対の結果です。

マスターコミュニティという
僕が主宰しているグループコンサルティングがあります。

そのメンバーのお一人で
名古屋近郊で3店舗を展開している
ナガタハウジングの永田光笛社長が
先日の集まりで名言を披露してくれました。

「営業とは詰め将棋です」

いいですね。

営業している時の「詰み」とは「申し込み」です。

内見の終わったお客様との会話を
お申し込みという目的に向けて言葉を選んで
一手一手を発していくのです。

最後は「申し込まざるを得ない」ところに向けて
言葉の一手を指していく

藤井7段のように
10手先20手先は読めなくても

二手三手は読むような習慣をつけましょう。

そうすれば
仕事の相手を(少しは)コントロール
できるようになります。

そうしていれば
夫婦や恋人や大切な友人と
最悪の状態になることはないでしょう。

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