間違っている「賃貸管理をする目的」
あなたの賃貸管理の「目的」を
考えてみましょう。
ひとつ、
「経営が安定する」という目的?を
思い浮かべると思います。
誰でも「これ」を理由にして
管理戸数を増やしたいと思っています。
それは理解できるのですが・・・
この目的をいくら掲げても
管理戸数は増えません。
これは「自分の都合」なので
お客様であるオーナーや
オーナーのお客様の入居者さんには
「関係ない」からです。
管理が増えて経営が安定するのは
あくまでも「結果」なんですよね。
賃貸管理の目的の中には
オーナーの収益を安定させる、とか
入居者さんの環境を向上させる、
というマインドが欲しいです。
聖人君子みたいな理想ではなく
それが管理を増やすときの
一番の「近道」だからです。
賃貸管理は作業ではなく「商品提供」です
賃貸管理というのは
あなたの「商品」です。
「作業」ではありません。
もちろん細かな作業が伴いますが
「商品」を提供するために必要なだけです。
あるラーメン屋さんで
社長とアルバイトがラーメンを作っています。
アルバイトは経験が2年もあるので
上手にラーメンを作ります。
麺を茹でて
お湯をサッと切って
器にトッピングします。
社長とアルバイトの動作は
ほとんど同じに見えます。
でもアルバイトは
ラーメン作りを作業として捉えています。
一方で社長は
ラーメン作りを「商品提供」と
捉えているのです。
これは
ラーメン屋を営む目的を
持っているかどうかの差です。
このアルバイトさんが
「将来はラーメン屋を始めたい」
という目的があるなら
彼も「商品づくり」をするはずです。
あなたの賃貸管理は「作業」なっていませんか?
入居者募集も入居審査も
更新契約もトラブル処理も
解約受付も退去立ち会いも
すべて賃貸管理という「商品提供」です。
そしてそこには
オーナーの収益を安定させる、
入居者さんの環境を向上させる、
というような「目的」があります。
だから管理を増やしている会社は
「管理を増やしている」のです。
あなたの賃貸管理の「目的」を
考えてみましょう。