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賃貸仲介の新人を即戦力にする方法

日本の教育制度はよく欧米と比較されます。

詰め込み主義で、
発表させる機会が少ないので、
自分の考えを創造する力を養えないとか。

あまり評価は高くないようです。

まあ、僕は学校教育の専門ではないのですが、

それでも、
「カリキュラム」があります。

時間割も決まっています。

期末にはテストもあるので、
学びに競争が生まれるし、
自分が「どこまで理解したか」
「何が分かっていないのか」
が明確にはなります。

それと比べて
僕が経験した2~3の不動産会社では、
「それ」すらありません。

街の不動産会社の新人は、
自分が1ヶ月で覚えるべきこと、
3ヶ月以内にマスターすべきことを
知らされることなく、
毎日を指示されるままに動き回っています。

これでは、
一人前になるのに時間がかかりますよね。

新卒であろうと中途採用であろうと、
「覚えるべき目標が分からない」
というのは不安なのではないでしょうか。

なぜ、
 1ヶ月で覚えること、
 3ヶ月で覚えることを
示さないのでしょう。

ひょっとしたら、
それらの項目が社内で
明確になっていないのかもしれません。

そこで、
3ヶ月以内には覚えてほしい項目を
挙げてみることにします。

ぜひ、社内で話し合っていただいて
新人が1ヶ月以内に覚える項目
3ヶ月以内にマスターする項目を
明確にしてはいかがでしょう。

まず、基本的な知識として

・仲介手数料や広告料の仕組み
・建物の構造と間取と面積、長さなど
・登記簿謄本の見方
・火災保険や保証会社について
・あなたのエリアの道や生活施設

つづいて、ネット集客のための作業として

・元付けへの物件確認
・間取図の作成
・掲載する物件の写真撮影
・ポータルと自社サイトへの入力
・反響メールへの対応
・反響電話への対応

などが挙がります。
これらは入社後すぐに
役立ってもらいたい作業です。

さらに、店頭での日常作業として

・かかってきた電話への応対
・来店したお客さまへの応対
・毎速図面等の物件資料の分類
・毎速図面等の物件資料の作成
・物件資料の店頭への貼り出し

これらも
入社した当日からでも覚えてほしい項目です。

お部屋探しのお客様の応対として

・お客様カードの書き方とその目的
・お客様の希望条件の聞き取りかた
・物件の選び方
・物件の説明方法
・ご案内するときの注意点

これらはロープレを繰り返して
まず基本をしっかり覚えてもらいたい項目です。

入居申し込みを受け付ける作業として

・入居申込書の書き方
・入居審査とは何をするのか
・計算書の作り方
・提出書類の説明
・今後のスケジュールの説明

賃貸借の契約締結業務として

・重要事項説明書の確認
・賃貸借契約書の用意
・賃貸借契約書の条項説明
・火災保険申込書の用意
・保証会社関係の書類の用意
・領収書の準備
・鍵の受け渡し
・契約報告

その他にも
・管理や斡旋を依頼されているオーナー
・リフォーム等の協力業者
・日計表や日報の書き方

まだ多くの項目があると思いますが、
これらをリストアップして

1ヶ月で覚えること
3ヶ月以内に覚えることに
分けて一覧表にします。

そして右側に

 まだ知らない
 とりあえず知ってる
 しっかりできる

というようなABC評価が
出来るようになっていると

自身で採点することができます。

その右側に上司の評価欄があれば
足らない部分を再教育できますね。

仕事の覚え具合について
コミュニケーションを取ることもできます。

新人を一日も早く一人前にするために、

小学校でもやっているような
カリキュラムと時間割を
作ってはいかがでしょうか。

物件確認
ネット入力
反響対応 などの地道な作業は

入社後すぐに覚えてもらい
即戦力に育てましょう。

新人を即戦力に育てるための動画プログラムがあります。

この春に入社するの新人スタッフのための
「賃貸仲介入門プログラム」です。
⇒ http://goo.gl/TlKQgr

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