オーナーに「結果」をもたらす
賃貸管理を目指しましょう、
というのが前回のテーマでした。
そのためには、
「ネットの使いこなし」も重要になります。
今日は管理会社としての、
ネット活用術について説明いたします。
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【賃貸管理に役立つ動画シリーズ①】
プロに迫る室内写真の撮り方①
空室を早く埋めて、
高い入居率を維持するためには、
ネットから反響を増やす技術が不可欠です。
このとき、何をすべきか、
自社の管理物件と他社物件とでは
優先順位が異なります。
それなのに多くの管理会社では、
それを意識しないで、
同じように考えて行動しています。
もし、
管理物件ではなく他社物件の反響を鳴らすなら、
「どこよりも早く公開すること」
を最優先にします。
公開されるスピードの差が反響結果を決めます。
他社も同じ物件を掲載しているのですから、
探しているユーザーに少しでも早く届けた方が
反響につながるのは当然ですよね。
公開のスピードを高めるためには、
朝一番で得た情報は「午前中に登録」とか、
更新が一日に一度しか行われない
「コンバートシステムは使わない」、など
少しでも早く公開するための工夫をします。
そこで競っているのです。
つぎに「掲載情報の質」を重視します。
質とは、
写真の枚数やパノラマ・動画の活用や、
見やすい間取図や物件の特徴を表現したコメント
などの総合力です。
そして
もうひとつの重要テーマが「掲載件数」です。
この「質と数」のどちらを優先するか、
これも明確に会社の方針決めておくべきです。
僕のお勧めは、
ホームズがメインなら「数」
スーモがメインなら「質」です。
まあ言ってしまえば当然ですが、
あまり意識されずに、
同じように扱っている現場が多いと思います。
「数」を優先するということは、
外観写真1枚と間取り図しかなくても、
まずは公開することを優先する、
ということです。
ここを明確に決めておかないと
スタッフさんによって
バラツキが出てしまいます。
そのあとに、
登録した物件の室内を撮って更新するか、
さらに別の物件の外観写真だけを撮りまくるか、
「数」を優先するなら、
迷わず後者を選ぶということです。
それなのに、
「写真の枚数を多く」という話を聞いてくると
翌日から行動がブレてしまうのは、
会社の方針が明確でないからなのです。
さて、管理物件の反響を鳴らすには、
どのように考えればよいでしょうか。
自社の管理物件の反響を鳴らすためには
当然に優先順位が変わります。
一番に優先すべきは、
なんと言っても「質」です。
徹底して「質」にこだわるべきです。
写真の枚数は、
ポータルサイトの限度枠を使い切ります。
ホームズなら30枚。
スーモなら20枚ですね。
(今はもっと増えてるかな)
一枚一枚の「質」にもこだわります。
どのように撮ればよいか、
徹底して工夫しましょう。
物件を説明する「コメント欄」も、
「利点」や「付加価値」を表現するために、
必要な語句を選んで並べましょう。
文字数は、
各ポータルサイトが用意した
「枠」を使い切ります。
「質」と言えば、
管理物件を効果的に表現する手段は
写真だけではなくなりました。
「パノラマ」は専用カメラを使えば
360度のパノラマが簡単に撮影できますから、
管理物件なら「使わない手」はありませんね。
外観、リビング、室内、など、
複数のパノラマ写真を掲載しておけば
お客様は必ず見てくれるはずです。
動画は、
静止写真を使ったスライドショータイプと
カメラで撮影・編集した、
文字通りの「動画」がありますが、
どちらでも、慣れれば難しくはありません。
オーナーに空室対策を託されたお部屋ですから、
そのくらいのチャレンジは「当たり前」でしょう。
インターネットの「使いこなし」も日進月歩です。
今日の常識が明日は「古い」と言われてしまいます。
管理会社として、
オーナーの代わりにアンテナを貼って、
オーナーの役に立つ「ネット活用法」に
チャレンジし続けてください。
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プロに迫る室内写真の撮り方①