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「【賃貸管理が増える動画シリーズ⑧】
賃貸仲介の営業力を強化する方法」
僕が尊敬していて
M&Aも手がけている起業家さんが
「新井さんの会社なら
2億5000万円で買いますよ」
と言っていました。
たった一人でやっている会社ですから
冗談だと思っていたら
機会があるたびに同じことを言うので
どうやら半ば本気のようです。
その方の解説によると
確実に読める年間粗利の
「5倍くらいの値段」が目安だそうです。
僕の事業も賃貸管理と同じで
コンサルや研修をやらなくても
「仕組みが生み出す粗利」が読めるので
そこに価値を見出してくれたようです。
70歳を過ぎたら
「売ってもいいかな・・・」と
ちょっと思ってしまいました。
その年齢以降でその現金があれば
今の生活レベルで生きていけそうです。
でも僕には売る気は無くて
誰かに継承したいと思っています。
これからの4~5年の
大きなテーマですね。
さて、
僕の会社の値段など
どーでも良いのですが、
大家さんに向けて講演をするとき
ご自分の物件を売るとしたら
「いくらで売れるか意識してください」
という話をしています。
もちろん最初から売却を
考えている投資家でない限り
圧倒的多数の地主大家さんは
「売ること」などは予定にありません。
でも、自分の物件の価値は
「常に高めよう」と思い続ける必要があります。
賃貸経営が上手くいくのと
物件の価値が増えるのは
まったくのイコールだからです。
逆に何の工夫も無く
家賃の値下げだけで対応していたら
物件の価値は下がり続けます。
そんな提案しかしない不動産会社に
大切な財産を任せたくないでしょう。
さて、ここで尋ねます。
あなたの会社には価値がありますか?
「買いたい」
と言ってくれる人がいると思いますか?
売れるとしたら、
いくらの値が付きますか?
大家さんと同じで
会社を売る気はないと思いますが、
大家さんと同じ理由で
「いくらで売れるか意識する」
ことが大事だと思いました。
今の会社を
「他人(ひと)が欲しがる会社に育て上げる」
というのは良い目標なのではないでしょうか。
仮にここに
3000戸を賃貸管理している
A社とB社があったとします。
家賃の相場も管理料5%も同じなので
表面的な収入は同じと予想できます。
しかしA社は
3000戸を管理するのに
総勢15名のスタッフが必要です。
それでも一人一人は忙しく働いていて
決して「士気が高い」とは言えません。
B社は3000戸の管理を8人の正社員と
2人のパートさんで回しています。
仕組み化が進んで外部も上手く活用しているので
スタッフの収入も士気もA社より高い水準です。
投資家が見たときのA社とB社の価値は
同じではありませんよね。
賃貸管理は
管理戸数に応じた収入は確保できますが、
効率悪く多人数で回していたら
収益を多く残すことはできません。
それでもリスクだけは存在します。
忙しいのに収益があまり残らず
リスクだけを負っているのでは
「他人(ひと)が欲しがる会社」とは
いえないでしょう。
だから、よく
「賃貸管理を増やしたい」
「賃貸管理戸数を〇戸にしたい」
というゴール設定をしますが、
それではゴールが不明確なのです。
ただ「賃貸管理を増やす」だけを目標にすると
下手をするとA社のような
ゴールが待っているかもしれません。
・賃貸管理が〇戸になったときのスタッフは何名か
・そのときの管理部門の収益はいくらが目標か
・他の売上の「どこに」「どれくらい」貢献するか
・そのとき「欲しい」と思える会社になっているか
もし「賃貸管理を増やす」をゴールに据えるなら
正しい方向にゴール設定してください。
でも、その前に
あなたの会社は
賃貸管理を増やす方向が正しいのでしょうか?
あるいはそれが
最優先にすべきゴールでしょうか?
企業でも個人でも
常にゴール設定は大事ですが、
その方向と到達点は
慎重に検討して決めるべきです。
ゴールの行き先によって
これからの行動が決まってしまうのですから。
次回の投稿は「戦略の立て方」について投稿します。
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