ここに賃貸管理戸数1000戸の
賃貸管理会社があります。
専任のスタッフは
社長以外に3人です。
合計4名で、
賃貸管理の現場業務や
客付け業務などに
忙しい日々を送っています。
その中にあっても
会社の最優先の目標は
「賃貸管理を増やすこと」です。
そこからブレることはありません。
今年の目標は300戸増です。
そのためには、
500人の大家さんにDMを送る、
隔月で大家さん向けセミナーの開催、
見込み大家さんの定期訪問、
管理大家さんや知人に紹介を依頼、
などのルーチンワークが必要不可欠です。
以前は、
賃貸管理をこなすことや、
売上補填のための他社物仲介に時間をとられて
この「賃貸管理を増やすための行動」が
後回しにされかけたこともありました。
でも社長は、
「賃貸管理を増やすための行動が最優先」
という信念を捨てずに
決めたことはブレないで
実践を続けています。
今年も半分まできましたが
目標の150戸増は達成できそうです。
これは実際に
僕がコンサルタントしている会社の話です。
「何をすべきかは分かっているので
新井先生の存在意義は
ブレようとする自分に「待った」をかけてもらえること」
と仰っていました。
コンサルタントとしては微妙な評価です・・・(笑)
この社長は、
「賃貸管理を増やすこと」だけに照準を合わせているので
決断が明快です。
さて、あなたはには、
このような明快な優先課題が
定まっているでしょうか。
賃貸管理を良くこなして
賃貸管理を増やすこと以外で
どれだけ「その他の仕事」に
時間を奪われているでしょうか。
先のコンサルタント先は
いまの管理戸数から派生するだけでは
必要な売上を稼ぐことはできていません。
なので必要に迫られて
他社物件の仲介のために
ネット登録に時間と労力を割かれています。
自社の賃貸管理物件以外も
案内をしなければなりません。
社長はいつも、
管理戸数がいくつになったら、
「この将来に繋がらない作業から解放されるのか」
と計算をしています。
それまでは、
ひたすら、
賃貸管理を増やすことが最優先です。
そのために必要な作業から
手を抜くことはありません。
「このこと一つを最優先に掲げる」
あなたはには、
このような明快な優先課題が
定まっているでしょうか。
新井の書籍です。
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