最近は、テレビも新聞も
ニュースを見ないことにしています。
報道ステーションの富川さんは
「頑張ってるなー」と応援したいですし
小川彩佳アナウンサーは大ファンなのですが、
ニュースは聞かないことにしています。
なぜか、というと
彼らの、ある一定の考え方や見方に
誘導されてしまう恐れを(僕は)感じたからです。
たとえば、新聞もテレビも全て
ヒラリーさんを応援して
トランプを悪者扱いにしていますが、
果たしてそれが正しいのか?
僕は正しい判断ができる情報が欲しいです。
どこかの学校の理事長を
悪者にするキャンペーンに多くの時間を費やしていましたが
もっと伝えるべき大事なニュースがあったと思います。
新聞やテレビをまともに見ていると
自分も同じ考えに染まっていくのが怖いです。
なので、
新聞やテレビのニュースに耳をふさいで
僕は様々なニュースソースの中から
自分の判断をしたいと思っています。
ま、
大したことはないですけどね(笑)
何にしても、決めるのは自分自身です。
あなたも、目の前の「どの課題を解決するか」
しっかりと決めてください。
さて、前回までは、
決めたことを確実に実践するためには
「仲間」とか「環境」を手に入れることだ、
と書きました。
そのつづきです。
あなたの立場によって異なるのですが、
たとえば経営者や管理職としての立場と
現場で実践していくスタッフの立場で
この「仲間」と「環境」という話は違ってきます。
そこは、それぞれのお立場で読んでください。
決めたことを実践できない理由として大きいのは、
「途中で報告を受ける」ことを
続けないないからですよね。
最初のうちはマメに確認していたのに
そのうちに間が空くようになります。
忘れた頃に報告を受けて
出来ていないと「雷が落ちる」みたいな。
最悪な対応です。
これは、報告を確認することを怠った人の責任です。
「スタッフは決めたことをやるのは当たり前」は
“当たり前”ではないのです。
たとえば、「賃貸のネット反響を増やす」
というプロジェクトを立ち上げて
いろいろと決めたことの中に
「毎週、100件の賃貸新規物件を登録する」
という作業があったとします。
もちろん、何でも良い訳ではなく
地域も間取りもタイプも家賃帯も決められています。
写真も20枚とか、外観だけで良いとか
間取り図も決められたデザインで、
コメントも「どんなことを書く」とか、
スーモやホームズなど、
ポータルサイトによって掲載物件を変えるかもしれない。
効果を上げるために
細かなことを決めておきます。
これが戦略とか戦術を決める、ということです。
なぜ、そう決めたか、
どうやって決まったか、も重要です。
トップが、外から聞きかじってきたことを
「だから、やれ」では、最初から「やれる環境」になっていません。
それでは、スタッフが納得できていませんから。
「やる理由」「やる意義」も重要です。
そして、
「毎週100物件」と決めたのですから
毎週、報告と検証する時間を作ります。
思い出した時や都合の良い時に報告するのではなく
「何曜日のいつ」と決めるのです。
チェックと言うと
上から監視するというイメージなので
「報告する機会を作る」と言った方が正確です。
報告は「今週は100件を登録しました」
だけでなく
登録した物件の地域、間取り、タイプ、家賃帯。
写真や間取り図やコメントの掲載状況
そして結果がどう変わったか、が報告の内容です。
決めたことが、
出来ているか出来ていないか、
出来なかったなら、その理由。
結果が変わったか変わらないか、
効果が出ないなら、その理由の検証です。
決めたことを出来なかった週が続いたら
責めるのではなく「なぜ出来ないか」を報告してもらいます。
できれば「毎週100件登録」は、
「スタッフを含めて全員で決めた」
という決定過程が望ましいです。
出来ない理由を検討したときに
「賃貸反響を増やすために週100件は必須」と決めたなら、
「100件を50件に減らそう」という妥協は禁物です。
「100件の登録を実現するためにどうするか」を検討すべきです。
時間の使い方で工夫するか、
無駄な作業に時間を取られていないか、
作業の割り当てが適正なのか。
意見を出し合って「全員で決める」ことです。
みんなで真剣に決めたのですから、
一定期間(少なくとも3ヶ月か6ヶ月)は続けるべきですよね。
そしてもし、
決めたことをやったのに、
一定期間が経っても結果が変わらなかったら
「やるべきこと」と決めたことが
適当ではなかったかもしれないので
修正するか、完全に撤退するかを
初めて検討することが出来る訳です。
決めたことをやれてもいないのに
途中で「うやむやに出来る」という環境は
ゼッタイに作ってはダメです。
そういう文化が会社に根付いてしまいます。
「どうせ、途中でウヤムヤになるし」と皆が思えば
決めたことが実施されるはずがありません。
だから、
毎週の報告と検証と検討会を
ただひたすら、続けていくという「環境」を作ります。
もう一度 確認しますが、
だからゴール設定や戦略は
真剣に考えて決めなければなりません。
できればトップダウンより
ボトムアップが望ましいと(僕は)主張します。
途中で簡単に諦められるような
投げ出しても平気なような
「理由」や「達成したときに得られる利益」だと
達成させる意思が弱くなるのです。
そして決めたら実行しかないので
報告と検討と検証を
ひたすら続けていくのみです。
そういう環境と文化を社内に作ってください。
ところで、
今まで書いたのは社内の環境づくりです。
それを作るのは
経営者さんや管理職さんです。
では、経営者さんや管理職さんは
どのように、これらの環境・文化を
社内に構築すれば良のでしょうか。
それには、
経営者さん管理職さん向けの環境が必要です。
それについては明後日のブログです。
欠かさずにご覧ください。
新井の書籍です。
「シンプルな賃貸管理を増やす技術」
⇒ http://amzn.to/2rG4YZw