気に入って買った靴が
サイズが合わなくて履くと痛い、
ということはありますよね。

残念ですが、履くのを諦めて
靴箱の奥に仕舞い込みます。

でも、新しいシーズンが来て
これ、履けるかもしれないと思って
また履いて外に出てみる訳ですよ。

すると、やっぱり痛いと分かるのですが、
その日は痛みを我慢して歩きつづけることになります。

今日も、痛い足を休めながら
カフェでブログを書いてます。

人は痛みを忘れて
同じ過ちを繰り返すものですね。

 

さて無理矢理、今日の話題に合わせますが

解決すべき課題があるのに
いつまでも放っておくと、
同じように「痛い思い」をし続けることになります。

解決すべき課題は
常に、ひとつひとつ取り除いていきましょう。

去年の今頃が管理戸数１０００戸で、
今年も同じ１０００戸では、
賃貸管理関連の収益は減ってしまう訳です。

５０戸でも１００戸でも
増やし続けた方が絶対に良いのです。

でも、「賃貸管理が増やせる仕組みを社内に作る」
という課題を解決しなかったら
いつまで１０００戸のままです。
時間は取り戻せませんよね。

 

インターネットからの反響と来店が減っていて
結果として賃貸仲介実績が悪くなってるなら

「ネット集客を改善する」という課題を解決しないと
じり貧になってしまいます。

課題に取り組んでみて
「零細企業ではネット集客戦争に勝つのは難しい」
と判断できたら、別の道（課題）を見つけなければなりません。

今年の繁忙期の集客は良かった、とか
今年は他の会社も「悪いと言ってる」という

自分たちではどうにも出来ない環境だけに
身を委ねるのではなくて、
その課題を解決するようにプロジェクトを組むべきです。

そんなことを、
この４回のブログで事例を挙げて
書き続けてきました。

見過ごした方は過去の投稿をみてください。

 

さて、課題を解決するために
ゴールを設定して
戦略を考えて

最後に「どうすべきか」「いつやるか」を決めていく訳ですが

それでも、なかなか上手くいかない事が
多くはないですか？

僕もコンサルタントを長くやっていて
一緒にゴールや戦略や戦術を決めて
必要なツールを用意したりしてきたのですが、

上手くいく現場と、
途中で断念してしまう現場がありました。

コンサルタントとして「打率１０割」が理想ですが、
なかなか力不足で
そうはいかない事も正直あります。

それは何故なのだろう？と思う訳ですが、

もちろん大きな結論は
決めたことを「やらないから」です。

でも、その前に
なぜ、決めたことやらないのか？

せっかく決めたことをやらなくても平気なのか？

を考える訳です。

コンサルタントの僕が
毎日、現場に張り付いていたら
少なくとも「決めた通りに行動」して

良いか悪いかの結論は得られたと思いますが、

それはコンサルタントとして無理な訳で
ここに限界はあります。

 

そんな中で、自分の体験を振り返ると

上手くいったと時の原因として

「頑張れる環境」というのがありました。

 

受験勉強している子達が
鉢巻きして合宿したりしてますが
（今はやっていないのかな）

あの目的は環境つくりですよね。

同じ境遇の受験生が
みな頑張っている環境に身を置いて

自分一人では「サボってしまう」という誘惑に
負けないで集中できるのだと思います。

 

甲子園球児が朝から晩まで苦しい練習に耐えるのも
その環境ですよね。

 

個人競技の柔道だって、
合宿という環境で練習に本気で集中することができます。

 

大げさな例かも知れませんが
やはり成功させるためには「環境」が不可欠だと思います。

 

僕も６年前に、
ネットを活用して僕を知ってもらって
組織に頼らないで集客できるようになろう
とゴール設定をしましたが、

１年や２年で結果が出るようなゴールでなかったので

途中で何度も諦めようと思いました。

それを防いでくれたのは、当時、
同じような目的で一緒に勉強していた仲間と
彼らと定期的に合って進捗を発表しあうという「環境」でした。

これがなかったら、１００％の確率で諦めていて
今でも僕は、誰かに頼らないと集客することも
売上をたてることも出来ない
「その他大勢のコンサルタント」の仲間入りだと思います。

６年前のゴール設定と
諦めないで続けることができた環境のお陰です。

 

なので、今日のテーマをまとめますが、

まず、「去年と同じ」というのはやめましよう。

大きくても小さくても良いので、
「解決すべき課題」に取り組みましょう。

それを達成するためには
ゴール設定と戦略を真剣に考えます。

「なぜ、やるのか」
「何をやるのか」
「どうやってやるのか」
「いつまでにやるのか」

を決めるのです。

 

そして最後に
途中で諦めない「環境」に身を置いてください。

 

どのように環境を手に入れるか、
あるいは作るのか、

明後日のブログです。

 

 

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