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オーナーのための税金基礎講座シリーズ①
本日は、
管理を増やすのに欠かせない
「あるツール」の話を書きます。
僕は賃貸管理会社さんに
大家さんにニュースレターを送ることを
勧めています。
送り先の大家さんは、
賃貸管理大家さんと
新規開拓用の見込み大家さんです。
なぜ僕が、
オーナーニュースレターを勧めるかというと
まず基本的に
「管理大家さん」を大事にしたいからです。
多くの方は、賃貸管理を増やしたいと思うけど、
いま管理させていただいている大家さんを
つい、忘れてしまいます。
決して「ないがしろ」にしている
ということではありませんが、
「ものすごく大事にしている」とも違います。
あなたは、そうではないかもしれませんが・・。
でも、賃貸管理を安定的に増やすことを望むなら
いまの管理大家さんの満足をいただく以外は
方法はありません。
管理大家さんが満足していたら
必ず、他の大家さんに伝わります。
満足とは、
いつも満室に近い状態を維持するとか、
トラブルやクレームが起こらないとか、
そんな状態でないと
得られないワケではありません。
もちろん、賃貸管理物件のすべてで
満室・クレームゼロが実現できたら良いですけど、
現実には、
そうなっていない物件もあるワケです。
それでも、大家さんの満足度が
少しでも上がるように
努力し続けるべきです。
それが管理を増やす
一番の近道です。
では、そのために何を意識すべきか。
「接触する回数」を増やすことです。
お会いする機会を増やすのです。
会っている時間ではありません。
会う回数を増やすのです。
空室が長く続いていると
苦情を言われると思って、
大家さんに会いに行く足が
遠のく人がいますが、
それは逆ですよね。
数多く会う人に、
人は愛着を持つ生き物です。
だから、賃貸管理担当スタッフは、
できる限り、
大家さんに会う時間を増やすべきです。
一回訪問して2~3時間も話し込むより
訪問する回数を増やすことを意識すべきです。
その接触する回数を、
すべて「人」に求めるのは限界なので
僕は「ペーパー」に行かせることを
勧めているのです。
必要なだけ、
人が訪問出来るのが一番です。
でも、
一人で数百室の管理物件を担当すれば
大家さんに会いに行ける回数には
限界があります。
それを、ニュースレターという「紙」で
補ってください。
だから、役立つ情報だけでなく、
スタッフ紹介や会社で起こったことも
一緒にして送ってください。
「たかが紙が」と思うかもしれませんが、
たった一枚のハガキが人の心を動かすほど、
「読み物」は強烈にメッセージを伝えます。
僕は、
オーナーニュースレターを作り始めてから
30年近くになります。
最初は賃貸管理の現場で、
自分の管理大家さん向けに作り始めました。
報告書は一部の大家さん以外は郵送ですが、
そこに同封しました。
短い期間しか後れませんでしたが、
何人かの大家さんが
「読んでるよ」「タメになるよ」と
言って下さるので、手応えはあったのです。
でも、あえなく3号で廃刊になりました。
賃貸管理の仕事が忙しくて続かなかったのです。
時間がまったく無いか、というと嘘になります。
ただ、賃貸管理が忙しすぎて、
精神的に続かなかったのです。
3年後にもう一度チャレンジして
もう一度挫折しました。
きっと大家さんには
呆れられてしまったでしょうね。
新しい大家さんと賃貸管理物件を
常に求めることは大事です。
徹底して、
管理を増やすように行動すべきです。
でも、その情熱以上に
いまの管理大家さんを大切にしましょう。
それが一番の近道です。
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