賃貸管理の話はしてはいけない

大家さん向けニュースレターなどで
賃貸経営に関する最新情報や知識と

そこにプラスして、
あなたの会社の宣伝を送り続けました。
そして訪問を開始して、

もし会ってもらえないなら、
「賃貸経営お役立ち冊子」を何冊も届けて
読んでいただく努力もしました。
そして、お会いすることができたとき、

あなたは何の話をすれば良いのでしょうか？

ここで、いきなり

「賃貸管理の話」をしたり、
「空室などの質問」を切り出すのは、

もう少し我慢すべきです。
大家さん側に
あなたの賃貸管理の話を聞く準備が
まだ出来ていないからです。

準備が出来ていないのに話をしても、

表面的には聞いてるように見えても

まったく「聞く耳」を持っていません。

だから無駄になります。
しかしあなたは賃貸管理の話をしてしまったので、

次に同じ話をするときには、
必ずブロックがかかります。

賃貸管理の話をするのは、
大家さん側の「聞く準備」が整うまで
待って下さい。

では、何の話をすれば良いのでしょうか？
一番無難なのは、
大家さん向けニュースレターの話題です。

それが、あなたと大家さんの唯一の共通する話題です。

「いつも読んでいただいていますか？」
と入れば自然です。

そして、
「もっと役立つ記事を書きたいので」
「どのような内容をお望みか、お聞かせ願えますか？」

と尋ねるのは、
大家さんのニーズが把握できるので
とても良い質問です。
このときあなたは
この数ヶ月に送った大家さん向けニュースレターの記事を
読んで理解しておく必要があります。

そのうえで、
「〇月号の相続税の記事はいかがでしたか？」
という質問を投げかけるのです。
あなたの「賃貸管理させて欲しい」という話題でなく

大家さんの「良い賃貸経営をしたい」
という話題を中心にしてください。
この質問と切り返しが
自然とできるように練習を重ねてください。
その他として大切なのは
大家さんが「喜ぶ話題」です。

大家さんの趣味や
「自慢したい」話題を見つけられたら
話は盛り上がりますね。
玄関には、
そのヒントになるものがあると思います。

それを見つけて、
そして質問してください。

「褒める」のではなく
尋ねるのです。

この大家さん訪問で
特に気をつけていただきたい事を

次回の投稿から「関係づくり編」として
５回に分けて説明いたします。
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