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よく研修やコンサルの場で
「何の変哲もない賃貸管理」
という表現を使います。
現場で一所懸命にトラブルと格闘している方に
この様な言い方は申し訳ないのですが
オーナー側からは
そのように見えてしまうのではないか？
と思っています。
つまり、あなたの賃貸管理が
他社と「変わりがない」と思われているのです。
これは、由々しき問題だと思いませんか？
もし本当に「大した違いがない管理」なら、
管理を依頼される理由は
「ＧＮＰ」しかなくなります。
Ｇ ＝ 義理
Ｎ ＝ 人情
Ｐ ＝ プレゼント
です。
実際に、管理を取得するには
ＧＮＰは重要な要素に違いはありません。
可能なかぎり、
大いに活用すべきです。
僕が
オーナーとの関係づくりが大事です
と言って、
オーナーリストにＤＭを送り続けたり
セミナーを開催することを勧めているのも、
このＧＮＰの要素が
理由の１つであることは確かです。
紹介されると契約率が高いのも
ＧＮＰの要素があるからです。
でもＧＮＰだけに頼るのは残念ですよね。
そして、もしあなたの管理が
「他社と大して違いがない」なく、
オーナーとの間にＧＮＰもないなら、
それは「値引き競争」の中に
巻き込まれる運命にあります。
たまに、最近、
「値引きして」と言わることが多いとか、
だから「３％で管理を受けた」
という報告を聞くのですが、
それは、
その方の管理が「他社と同じ」で
オーナーとの間にＧＮＰもないからですよね。
僕は、値引きは
「絶対にやらない方がいい！」と思っているので、
オーナー営業を積極的に行っていくなら、
ＧＮＰを築くか、
「他社と差別化された賃貸管理」
を目指すべきだと思います。
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「差別化なんて簡単にできない」
と思うかもしれませんが、
それは一歩一歩です。
少なくとも、その歩みを始めれば
１年２年と経つうちに
必ず進化するはずです。
歩み始めなければ
５年が経っても「相変わらずの管理」
を続けているでしょう。
あなたの賃貸管理を
「何の変哲もないグループ」から
早く抜け出させてあげてください。
そのためのヒントは、
このブログでも随分と書いてきましたが、
出発点は「賃貸管理の目的」を明確にすることです。
何のために賃貸管理をする？
という問いに答えてください。
「経営を安定させたい」
「お金がほしい」
という答えが浮かんだら
それは間違いです。
確かに、良い賃貸管理をすれば
管理が増えて経営が安定するでしょう。
お金も入ってくるでしょう。
でもそれは結果であって、
賃貸管理の目的ではありません。
一度、
何のために賃貸管理をするのか？
それはオーナーに
どんな価値をもたらすのか？
真剣に考えてみてはいがでしょう。
でも、
ＧＮＰも重要な要素ですので、
見込みオーナー様との間に
しっかりと築けるようにしてくださいね。
