賃貸はオーナーリストが命です！

賃貸管理を増やしたいと思ったら
対象となるのは「我が街」に
物件を所有している賃貸オーナーですから、

片っ端から訪問して口説けば良いと
思う方もいるでしょう。

タイミング良く管理が取れることもあるし、

営業力がメッチャ高ければ
そこそこ、賃貸管理は増えると思います。

そのような戦略を採る大手もあると思います。

でも
どんな「腕っこき」の方でも
いきなり訪問したオーナーの１割も、
賃貸管理は託してもらえないでしょう。

しつこく訪問したら
残りの９割以上は
良い印象をもたない可能性がありますね。

まして、営業に自信のないスタッフや
彼らを指導できない管理者さんの会社なら、
そのような戦略は「向いていない」と思います。

なので僕は、
賃貸管理させていただきたいオーナーとの
信頼関係構築を先にテーマと掲げて、

そのための手段をコツコツと
継続していこう、と提唱しています。

すぐに話を聞いてくれるオーナーは、
訪問して、さっさと賃貸管理委託契約書に
サインしていただければ良いのです。

残りは、
会ったこともない、
あなたのことを全然知らないオーナーなので、
コツコツと関係性を積み上げる方が
ゼッタイに良いと思っています。

そのときに必須なのは、

何年後でも良いから
「この人の物件を管理したい（いや、させるべきだ）」
と思えるオーナーのリストです。

これが、これからの
「賃貸管理を増やすプロジェクト」のベースになります。

ここからしか、管理オーナーは生まれない、
くらいの大切なベースです。

これからのオーナー営業の
「成否を決める」と言っても過言ではありません。

なのに、
このオーナーリストを
「持っていない」会社様が多いのです。

あるいは、あるけど、
「これは完璧ですか？」と聞くと

「いや、○年前に調べたリストだけど・・・」
と言って、少し自信なさそうな素振りを見せたりします。

大げさに言うと
これから３年５年と続けていく
オーナーへのマーケティングの
基礎となるベースなので、

これは真剣に、
賃貸オーナーリストを作るべきですよね。

昨日のメルマガで、
あなたの賃貸管理メニューを作る過程で、
あなたの賃貸管理の「強み」を意識しましょう、
と申し上げました。

その作業の大きなヒントになるのは、
あなたが作ったリストのオーナーさんが
「賃貸経営でどんなことに困っているか」
という予想です。

これがピッタリと合致すれば、
あなたからの提案は
オーナーにとって魅力あるものになるでしょう。

あるいは逆に
あなたが意識した「あなたの管理の強み」を
求めているオーナーをリストにする、
という考えも、当然にあねワケですね。

そのような意味からも
管理させてもらいたいオーナーリストは
とても重要ですし、
是非に持つべきリストなのです。