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さて今日は「返報性のルール」について

あなたがご存知の通り、
人には「返報性」という本能がありますね。

「他人（ひと）に良くされたら良くして返す」
という本能です。

これは本能として、
現代人のＤＮＡに刻まれていると思います。

時に「返報性の気持ち持ち合わせていないのでは？」
という人に遭遇しますが、
本能のレベルでは必ず眠っているハズです。

これは、信じる信じないは「それぞれ」ですが、
ある説があり僕が信じている説です。

原始時代という
人が生きていくには
信じられないような過酷な時代

色々な原始人がいました。

己の力だけで生きようとする者
相手から奪ってでも生き抜こうとする者

それはもう無法時代ですから、
力のある者は無い者から奪い尽くしたでしょう。

でも、
この過酷な時代を生き抜けたのは
グループを作って
お互いを補い合って
力を合わせることを知っている人達だけでした。

己の力だけで非力な人間が生き抜けるような
時代ではなかったのです。

そのような人間はすべて死に絶えたので
現在に子孫を残すことは出来ていません。

だから、現代で生きている人間は
全員が「助け合い支え合う」という
ＤＮＡを受け継いでいるのです。

他人（ひと）のために尽くすとか
他人（ひと）に良くされたから返すとか

という行為や考えは
ＤＮＡの中に刻まれているのですね。

だから、それに反する行為をすると
頭では正当化しようとしても
体に変調をきたして病気になります。

それは「心の病気」も含めて。

この「遺伝子レベル」の話は面白いので
また機会があれば書きたいと思いますが、

今日のテーマの「返報性の本能」に戻りましょう。

つまり、この法則は
人間の遺伝子レベルに刻まれた本能です。

あなたが誰かに好かれたいと願うなら
注目されたい信頼してほしいと思うなら

まず自分の中の
「相手に与えることができる価値」を探すべきです。

それは必ずあるハズなので
それを探して与えることが
相手と確実に仲良くなれる唯一の方法です。

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このメルマガを読んでいる人は
全員が大家さんと仲良くなりたい
と思っていますよね

信頼されたいと願っていでしょう。

だけど、意図しないところで
大家さんから「奪う」という行為を
選択してしまうことがあります。

たとえば
大家さんの時間を奪っていませんか。
こちらの都合で大家さん宅に押しかけていないでしょうか。

大家さんの収入の一部を奪っていませんか。
大家さんに「家賃の５％をください」と迫っていないでしょうか。

大家さんのチャンスを奪っていませんか。
預かった部屋を空室のまま放置していないでしょうか。

大家さん側から考えてみれば
賃貸管理を託す相手は慎重に選ばなければなりません。

だから「信頼できること」が第一です。

それなら、
あなたが目指すことは「ただひとつ」ですよね。

大家さんは
「与えられたら与え返す」という
本能に「突き動かされる」ことを
あなたは知っているのですから。

自分には大家さんに
「与えられるモノなどない」
と思っているとしたら

大きな勘違いです。

原始の時代に
どんな非力な人でも
生まれたばかりの赤ちゃんでも、

グループの他の人に
「与えられるモノ」を持っていたのですから、

まして、賃貸の現場で頑張っているなら
大家さんに「与えられるモノ」は
必ず「ある」はずです。

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