1. ホーム
  2. トップ , 管理を増やす賃貸管理とは >
  3. 専任オーナーを整理整頓する

専任オーナーを整理整頓する

前回は、
新規オーナーにアプローチする前に

管理オーナーに確認すべきことが
「3つある」と申し上げました。

見逃した方は7月26日のメルマガを
チェックしてくださいね。

今回は「専任オーナー」です。

あなたに専任媒介で募集を任せているオーナーは
あなたのことを信頼しているハズです。

その信頼度が「そこそこ」か「かなり」かは
いろいろと差があるかもしれませんが、

まだ会ったことのない新規オーナーより
信頼度は高いはずです。

新規オーナーへのアプローチでは
この「信頼」に辿り着くまでに
かなりの時間とエネルギーを要します。

専任オーナーは、
すでに「そこそこ」信頼してくれてるのですから、
こちらの方が管理を任せていただける可能性が
何倍も高い訳ですね。

だから、
こちらから攻めるのが常道なのです。

ただし、ひとつ問題があります。

専任オーナーの中に
管理業務の一部を無料で提供してるケースが多いのです。

家賃集金はしないまでも、
クレーム処理や
滞納督促や
退去の立ち会いなどの管理業務です。

これは、
僕は正しいカタチではないと思っています。

一方で有償で管理を請け負っておいて
もう一方で「無料(タダ)」で提供しているのは
信頼を失う行為だと思っています。

なので、整理・整頓をした方が良いのではないでしょうか。

整理とは「方針を変えること」
整頓とは「整合性をとること」です。

どうしても、
無料(タダ)でやり続けた方が良い
と判断されるオーナーもいるでしょう。

過去のお付き合いと今後の可能性を考えて、
このままのお付き合いを続けた方が得策、
というオーナーもいると思います。

かたや、
これからは有償にするか管理業務はやらないか、
明確に選択していただくオーナーもいると思います。

この方針を決めるのが「整理整頓」です。

今まで無料(タダ)でやってきた側にも
責任の一端がありますよね。

今後も無料(タダ)を続けるか
キッパリと決着をつけるかの
覚悟を決める時期(とき)なのではないでしょうか。

そして、
その方針をオーナーに伝えてください。

曖昧なまま続けるのは
もう、止めましょう。

そこで、専任オーナーに対する
提案内容を決めてください。

今まで無料(タダ)でやってきたのですから、
いきなり正規の料金を請求するのか、

あるいは特別なメニューを提案するか、です。

たとえば5%で、
通常は別料金の「週4回」の日常清掃を入れるとか

最初の6ヶ月は無料サービス期間にする、などです。

少しは、譲歩案を提示しても良いと思います。

もうひとつ、
あなたにも専任オーナーにも気付いてもらいたいのは

正規の管理と無料(タダ)の管理では
その質が違う、ということです。

意識してもしなくても、
無料(タダ)の管理は質が落ちます。

それは結果的に
オーナーが機会損失を受けることになります。

あなたの「良い賃貸管理」というサービスを
受け損なっている損失です。

方針を決めたら、専任オーナーには
1ヶ月以内にアプローチを敢行して

「白か黒か」の結論を得るようにしましょう。

早く決着をつけて次に進みましょう。

専任オーナーの次には

一般媒介オーナーと、
さらに新規オーナーへのアプローチが控えていますから、

いつまでも時間を取られている暇はありませんよね。

次回は一般オーナーの整理・整頓です。

管理と仲介手数料が増える!無料メルマガ 賃貸管理戸数を増やし、仲介売り上げを増やすために役立つメールマガジンを無料で公開しています。 →さらに詳しく知りたい方はこちらをクリック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です