「ターゲットを絞りましょう」
という話をよくします。
僕も不動産業の現場は長いし、
コンサルタント先をよく見ているので
この業界が「ターゲットを絞る」のが
苦手だということを知っています。
皆さん、いくら申し上げても
なかなかターゲットを絞らないですよね。
でも、他の業界では
当たり前のようにターゲットを絞っています。
ハリウッドが映画制作するときは
「誰に見てもらいたいか」
絞り込むのは明確ですよね。
アップルだって商品開発するときに
どんな人に
どんな時に
どんな風に使ってもらいたいか
相当に絞り込んでいます。
ユニクロも絞ってますよね。
ラオックスやドンキホーテの
最近のターゲットはご存じですよね。
だからあなたも、
できる限りターゲットを絞るべきです。
管理を増やすなら
「どんな物件を管理するのか」
よく考えてみてください。
もし考えるなら、
一番困っているオーナー誰なのか?
自分が一番役立てる物件は何なのか?
という視点で見ると分かりやすいです。
もしそれがイメージ出来ないなら
「晴れた日に傘を売る」ような
商売になってしまいます。
よほどタイミングと運が良くないと
あなたの提案を受け入れてくれません。
インターネットの反響を増やすなら
「誰にみてもらいたいか」
よく考えてみてください。
まず、物件タイプ選び。
1年の中で需要が大きく変わるのが
賃貸の特色です。
いま、
多くの人が探している物件タイプを選ぶか、
あるいは、
他社が「そればかり」掲載しているなら
あえて「手薄な」物件タイプを選ぶか、
これによってターゲットが異なります。
つぎに、同じ物件タイプであっても、
その情報を誰に見てもらいたいのか、
女性なのか男性なのか
地域で暮らしてるのか地域外なのか
それによって写真の撮り方もコメントも
周辺施設の選び方も違ってきます。
なのでインターネット登録は、
この情報を見てもらいたい「人」を
できれば「姿まで想像して」登録すると
その人に「刺さる」貴重な情報になります。
あなたも、何かの情報発信に触れたときに
「これは自分に向けて発信されている」
と感じたことがあるはずです。
あなたからお客様への情報も、
そのように質高く発信してください。
すべての情報において
「これは誰に向けて発信するのか」
を明確にしてください。
実は僕も、
この記事を読んでいただく方を明確にしています。
それは架空の人間ですが、
名前も顔もイメージして書いてます。
あなたが「僕のイメージの人」に似ていると
良いのですが。