全国に「大家さんの会」というものが
たくさん誕生しています。
あなたのエリアにも、
設立されているのではないでしょうか。
管理会社としては、
注目した方が良いでしょう。
大家さんの会にも
色々な目的や主旨があります。
「管理会社の参加オッケイ」のところも
あるはずです。
そこに入って「管理を増やそう」と思うより
地域のオーナーの声に触れることが大事です。
価値を提供することが大事です。
地域のオーナーが何を欲しているか、
それが分かれば
「オーナーに支持される管理」は楽勝ですよね。
オーナーと管理会社の共通の目的は、
入居者さんへのサービスを向上させて
賃貸経営を「より良くする」ことでしょう。
そして、もうひとつの共通の目的は
「地域を住みやすくする」ことでしょう。
だから、オーナーと共同で、
地域の美化運動をしたり
防犯運動に力を入れたり
防災計画を考えられるような
そんなコミュニティーがあったら良いですよね。
先の長い話になりますが、結果的に地域が活性して
家賃の相場を上げることも出来るかもしません。
そのようなコミュニティーがないなら、
管理会社主導で作ってはどうですか。
協賛してくれる人や団体はあると思います。
2日前に「大家さん学びの会」代表の、
水澤健一氏と会う機会に恵まれました。
12年前に設立されたこのコミュニティは、
いまや全国の会員数400名という
日本最大級の「大家さんの勉強会」です。
関東が本部ですが、関西など3支部があり、
2つの支部が開設準備中とのこと。
岩手支部(盛岡市)の勉強会には
80名の会員さんが集まっているようです。
勉強熱心ですね。
管理会社も会員になれます。
一般会員とは別に
「パートナー会員」という資格もあるようです。
勉強熱心なオーナーと机を並べて勉強したり
懇親会で話し合うのも良いのではないでしょうか。
やはり、新しい環境を作ることと
他人(ひと)と出会う機会を多くすることを、
いつも忘れてはいけないと思います。
(と、自分に言い聞かせてます)
一度、サイトを覗いてみてください。
→ http://ooya-manabi.com/
水澤氏からは、
多くのお話しを聞かせていただきましたが、
その中の「差し障りのない話題」をひとつ。
現在、東南アジアの中でも発展が期待される国に
賃貸住宅の投資を計画・推進されているそうです。
そのために何回か現地に行って思うことは、
「日本の昭和30年代のような活気がある」
ということです。
国民は貧しいけれど「皆笑って」います。
今が貧しくても将来が明るいと
人は笑って生きていけるんですね。
いまの日本人が失ったモノかもしれません。
現地を見れば見るほど
日本が「どんなに住みやすく整備されているか」
実感できるそうです。
「だから」と水澤氏は言います。
「この日本で成功出来ないはずはない」
これから発展する国でなら
なんとか成功出来るチャンスが掴めるかもしれないが、
すでに大勢が決まった日本では「もう遅い」。
このように考える人は多いし、
それは「ひとつの真実」を語っているかもしれませんが、
まったく逆に、
何から何まで整備された日本で
「成功出来ないはずはない!」というのは
力強い言葉ですよね。
とても勇気付けられました。
だから、あなたも
賃貸管理で成功できないはずはない!
と信じましょう。
オーナーの話を聞いて
オーナーの役に立つ管理を目指し続けるなら
必ずオーナーから支持されます。
日本は進んでいるので、
ノウハウもインフラもマーケットも、
すべて整備されています。
あとは、あなたの「マインド」だけです。