管理戸数が
300戸500戸1000戸で
「足踏み」している会社さんが
多いと思います。
どうして増えないのか?
という相談も多くいただきます。
それには、
共通の理由があるんです。
その管理が増えたのは、
たとえば、
売買仲介した買主さんが賃貸するとか、
取引先からオーナーを紹介されたとか、
JCやライオンズ・ロータリー、
または、元々から知り合いだったとか、
そんな理由からではないでしょうか。
あるいは、
一定期間だけスタッフを配置して、
積極的なオーナー営業を展開した
からかもしれません。
その結果、
300戸500戸1000戸と
一定期間に増えたのでしょう。
それは、
実のなった作物を「刈り取る」のに
似ています。
何年も、その地域で
価値ある行動をしてきたので
その蓄積が「実となった」のです。
「信頼残高」などとも呼ばれていますね。
でも現在は、
目の前に「実」は残っていません。
すべて「取り尽くした」からです。
「一時期は管理を増やせたが
なぜかストップしてしまった」
多くの管理会社さんが直面する問題には、
このような共通の理由があったのです。
では、どうすれば良いのか?
一定の勢いで管理を増やし続けるには
何をすればいいのでしょう?
実を刈り取るのと同時並行で
種を蒔く
水と栄養を与える
という行為を絶やさないことです。
たえず耕し
たえず刈り取る
これを社内に仕組化するのです。
僕はそれを
「管理を増やす自動化」
と呼んでいます。
「自動化」というと
機械が勝手にやってくれる
というイメージになりますが、
そうではなくて、
意思決定しなくても
その都度、指示・教育しなくても
仕組で「種まき」が進んでいる状態です。
これが社内に構築できれば
時間と共に「信頼残高」が増えていく
そんな仕組みです。
もちろん、
収穫のために行動する必要はありますが
中には「管理して欲しい」とオーナーの方から
来てくれることもあります。
そのような「自動化の仕組」は
大手の管理会社は持っているかもしれませんが、
そのマインドやノウハウが
表(そと)で語られることはありません。