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繁忙期です!

繁忙期の真っ最中です。
今シーズンの出だしはいかがでしょうか。

もし、管理戸数が1000戸として
空室(退去予定も含めて)が100戸だとします。

3月中頃か2月末までに、
すべての部屋に「入居申し込み」を入れることが目標になります。

そのためにやるべき事を
今更ですが並べてみましょう。

1.募集条件を適正にする。

もしあなたから見て、
「この物件は高すぎる」とか
「この場所でこの間取りでは決めるのはキツイ」と思う物件があるなら、
あなたの「見立て」に基づいて、オーナーに提案すべきです。

これはゼッタイにやるべきです。

僕は「不動産で決まら(売れ)ない物はない」と教わりました。
どんな物件でも条件次第で決まるハズです。

オーナーから断られる可能性が高くても提案すべきですよね。
「提案した事実」があとで活きることがありますから。

募集条件とは、
家賃や、フリーレント等のサービスや、業者に払うADのことです。

あるいはリフォームをして、設備を入れ替えて、
募集家賃に見合ったところまでバリューアップさせることです。

いくら繁忙期で多くのお客様が訪れても
決まらない部屋は残されるだけです。
多くのお客様が訪れる時期だけに、
「決めてもらえる条件」を、すべての空室に持たせるように努力しましょう。

2.反響が鳴るようにネット登録する

管理物件なのですから、ネット登録については、
100戸の空室に対して「出来ることはすべて」やっておくべきですね。

ポータルサイトで考えてみましょう。

まず、お客様の条件検索に選ばれる工夫です。
そもそも、一覧表示に選ばれなければ始まりません。

つぎに、名寄せされる中で、あなたの物件がメインに選ばれる工夫です。

スーモなら「名寄せスコア」が34点以上が最低の条件です。
ホームズなら「パノラマ」「スタッフコメント」「口コミ評価」を活用することです。

このポータルサイトの名寄せ機能で「統合される側」に入っていたら
反響が鳴る可能性は著しく低くなりますよね。

あなたの100戸の空室が、どのようになっているか、把握できているでしょうか。
まず実態を知ることがスタートとなります。

つぎに、首尾よく詳細ページを見ていただけたとしたら
「問い合わせフォーム」まで導く工夫です。

写真は、スーモは20枚、ホームズは30枚の掲載枠は
当然に使い切ります。

一枚一枚の質にもこだわってください。

そして、動画やパノラマ写真を使うのも
管理物件なら当然でしょう。

パノラマ写真は、リコーの「シータ」を使えば簡単に撮れます。
動画も、「スライドショー」なら難しくはありません。

キャッチコピー等のコメント欄も、掲載枠いっぱいにテキスト入れます。

管理物件なのですから、
「時間が足りなくて出来ない」ということはないハズです。
「できること」は全てやりましょう。

3.お部屋に「決める理由」を演出する

せっかくネット競争の中で選ばれて「内見」まで辿り着いたのに、
部屋に何の工夫もなかったら、勿体ないですよね。

まして、共用部分が乱れていたり
室内に埃(ほこり)や臭いが「少しでも」感じられる状態では、
今までの苦労が台無しなってしまいます。

共用部分の清掃と、
部屋の空気の入れ換えは最低でも毎週です。
オーナーが近くに住んでるなら手伝ってもらいましょう。

すべての部屋に家具・家電をセットしましょう、とは言いませんが、

すべての部屋に、
玄関マット、スリッパ、照明器具、カーテン
くらいはセットしましょう。

オーナーからのウェルカムメッセージ
周辺の施設を紹介したマップ
大きめの間取り図とメジャーのセット

これらのグッズは何年も前から紹介されているモノですが、
それなりに効果が報告されているのですから、
すべての空室にセットしておきましょう。

今回のメルマガの内容は
「そんなこと、全ての部屋で当然にやっている」と仰る方が多い思います。
他社物件のことではなく、
オーナーからお金をいただいて管理している部屋のことですから当然ですよね。

でももし、
100戸の空室の中で出来ていない部屋があるなら、
すぐにやっておいてください。

“オーナーに支持される賃貸管理”を標榜されるなら、
これは「標準の中の標準」と言って、言い過ぎではないでしょう。

そして、もっと高度な「空室を決めるための工夫」を実践してください。

このブログは「管理を増やすこと」にフォーカスしていますが、
もし、あなたの入居率が80%台なら、
オーナー営業と同時並行で、
入居率90%台への復活に全力をあげるべきです。

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