賃貸管理の世界で著名なお二人に
別々にインタビュー動画を撮らせていただきました。
「管理を増やす5ヶ月実践プログラム」というのがあって、
その会員様向けの、
3ヶ月目と4ヶ月目に見ていただく動画の収録です。
会員の方は楽しみにしていてください。
⇒ http://www.geonetwork.jp/lp/manage/lp/
色々なお話が聞けたので、
今後のメルマガのネタを仕入れることができました。
本日は、管理担当スタッフのスキルについてです。
まずは初級編。
僕が
「管理担当としては、軽微なモノは、自分で対処できないとダメですか?」
と質問しました。
たとえば、こんな事態を想定しました・・・
・蛇口からポタポタと水が漏れている
・玄関ドアがバタン!と閉まるようになった
・トイレのロータンクの水が流れっぱなし
・トイレが詰まった
・給湯器の水抜きをする必要がある
・退去立会いで壁のクロスの寸法を測る必要がある
・退去立会いで、畳、襖、壁、天井、床の原状回復工事の見積りを「その場」で出さなければならない
・除草の効果的で効率的な方法を聞かれた
回答者さんの答えは
「もちろんです」
「僕も最初はパッキンの交換も出来ませんでしたが・・・・・・」
管理担当のスタッフさんが、
このような軽微な問題も「自分で処理できた方が良い」理由は
オーナーのためには、経費節約になります。
業者を呼ぶより、管理会社の請求額の方が、はるかに安いですから。
入居者さんのためには、すぐに、その場で問題が解決します。
トラブルが起きたことはマイナスですが、対応の速さによってプラスに転換できます。
管理会社にとっても、業者手配などの余分な手間が省けます。
オーナーの感謝と、多少の売上(?)にもなります。
ちなみに、YouTube で
「YouTube パッキン交換」で検索したら
動画がたくさん出てきます。
「YouTube ドアクローザー」
「YouTube トイレ ロータンク」
「YouTube トイレ 詰まり」
「YouTube 給湯器 水抜き」
「YouTube クロス 張り替え」
「YouTube DIY 賃貸」
何でも出てきます。
便利になりましたね。
僕らの頃は
先輩や業者さんの動きをジッと見て覚えたものですが。
つぎは中級編。
別の賃貸管理で著名な方に質問しました。
「管理担当は、リフォームやDIYに詳しくないとダメですか?」
答えは
「もちろんです」
前の軽微なトラブルとは異なり、
リフォームやDIYを管理担当が「自らやろう」ということではありません。
管理担当が、リフォームやDIYの知識があると
仕事を依頼するリフォーム業者さんが
真剣に向き合ってくれます。
というか、いい加減な事を言えなくなります。
価格にしても、納期にしても、
「できるできない」の返事をするときも、です。
結果的に、この方が
リフォーム業者さんと、良い関係を築くことができます。
これから DIY賃貸 という需要が
少しずつ増えてくると思います。
古くなった賃貸物件を
オーナーが費用をかけないで活用する
ひとつの有効な手段ですよね。
そのとき、
オーナーや入居者さんに DIYを教えることが出来たら
管理担当として楽しいでしょうね。
このように考えてみると
賃貸管理担当の仕事も楽しく思えませんか。
何も知らずに管理担当となったとしても、
現場で一所懸命に学ぶ姿勢を保っていれば
これらのスキルが身に付いてくるのです。
お給料を得ながら、
何かと役に立つスキルが身に付くのですから、
この機会を逃す手はないですね。
長い人生の中では、
もしかすると、何かを奪われる時もあるかもしれませんが、
身に付けたスキルは奪われません。
それは一生の財産ですから。