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困った人を助ける

昨夜は大切な人と会う約束がありました。
遅れるのはイヤなので
30分以上の余裕で事務所を出ます。

多くの人が同じだと思うけど
待ち合わせのお店の情報は、
LINEやメッセンジャーにあるので
スマホさえ持っていけば
特にメモもしないで外に出ますよね。

それが大失敗でした。

約束の池袋に近づき
場所を確認しようとスマホを操作したら
そのアプリが開かないのです。

原因は分かりませんが
そのアプリが開かないと
待ち合わせ場所が分からないばかりか
お相手に連絡を取ることすらできないのです。
(携帯番号の登録を怠っていました)

ちょっとしたパニックですよね。

まだ40分の余裕があって良かったと思い、
地下の通路で、
うろ覚えの記憶を頼りに
待ち合わせ場所のお店を検索しました。
「池袋・・・・徒歩1分・・・・・個室・・・」みたいな。

そこで出てくるお店に片っ端から電話して
「予約入ってます?」と聞きましたが
どこもヒットしません。

そこに、日本語のまったく話せない
中東系の外人が
僕に道を尋ねてきたのです。
自分の行き場所すら知らない僕に。

彼の発音はまったく理解できず、
「・・・・・ライン?」と言っているように聞こえます。

「それどころじゃない」という状態だったのですが、
滝川クリステルの「お・も・て・な・し」を思い出して、
日本は中東と友好関係にあった方がいいので、
二人で「彼の行き場所」を探し始めました。

「ラインというからには鉄道を探しているのだろう」と予想して
まず、丸ノ内線の改札に来ましたが
運悪く駅員さんがいません。

また歩いて、つぎに有楽町線の改札に近づいたら
「オオ!・・・・・・・ライン!」と彼が歓喜の声をあげました。
どうやら「ユウラクチョウライン」と発音していたようです。

中東人の発音は元から違うのですかね。
文字の形態も根本から違うし・・・・。

無事に駅員さんに彼を引き渡したときは
「あと25分」になっていました。

万事に休した僕は
大好きなビックカメラに飛び込んで
ドコモの制服を着ている彼に
「困ってるんです、助けて下さい!」と泣きつきました。

彼の眼に映った僕は、
20分前に僕が見た中東人のようだったかもしれません。

でも、彼の対応には「おもてなし」のかけらもなく
「Facebeekがダウンしてるのかもしれませんよ」とのこと。
「じゃ、諦めるしかない?」
「そーですね。時間を待つしかありません」

もしFacebeekがダウンしているなら、
僕の周りでスマホを操作している連中は
「もっと青ざめているはずだ」と思いましたが
それ以上は無駄なので、助けてもらうことを諦めました。

その5分後に、自分で原因を見つけて
(その原因は恥ずかしくて書けませんが)
何とか店を見つけて時間ギリギリに辿り着きました。

東口のビックカメラに飛び込んだのに、
待ち合わせのお店は西口で、
池袋駅を挟んで対角線上という「オマケ」つきの騒動でした。

でも、大切な人との会談は有意義でした。
今後の展開も広がりそうです。

ということで本日の教訓は
「困った人を全力で助けてあげよう」ですね。

僕は運良く、中東の方に
「日本人は優しい」という印象を
ほんの少しでも与えることができたかもしれない。

見知らぬ国で
母国にはないであろう雑踏の中で
一緒に「道」を探してくれる人がいたら
きっと嬉しかったと思います。

ビックカメラのドコモの制服を着た彼は
超忙しかったのかもしれないけど
年間50万円以上は家電を購入する
ビッグカメラ大好きの僕という顧客を失いました。

これからはヨドバシカメラですよ。

あなたが賃貸管理を担当しているなら
あなたの仕事は「困った人」を助けることですよね。
あるいは困る前に防ぐことですよね。

原因がなんであろうと
目の前のトラブルを解決して
平常に戻してあげるのが最優先です。

ランチタイムだろうが、
資料作りの締め切りが迫っていようが
関係ありません。

この基本的で当たり前のマインドが
「良い賃貸管理」を作っていくのだと思います。

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