情報発信は大切です。

賃貸管理という仕事は地域も限られています。
なので、その地域に対して
常に情報を発信していくことは
とても大切な考え方だし、行為だと思います。

では、どんな情報でしょうか？

それは、
あなたのお客様に対して

「いますぐ」のお客様も
「将来」のお客様も両方ですけど

あなたが“お役にたてる”という
メッセージです。

そんな情報を
たえず地域に向けて発信しているでしょうか？

多くの仲介会社、管理会社さんが発している情報は
「いま、部屋を探している人向け」ですよね。

特にポータルサイトは
正（まさ）しく、そのためにありますし、
自社サイトも
ほとんど、そのようにしか使っていないと思えます。

“種まき”というか
将来のお客様を育てるような
そんな情報発信に
力を入れていないのではないでしょうか。

昔、不動産会社がよく活用した
“野立て看板”というのは
やや、そんな目的で使われていました。

折り込みチラシだって
毎週〇曜日に、
同じタイプのチラシを入れ続けている会社と
集客が欲しい時だけ、スポットで入れる会社では
デザインやサイズを真似しても
反響が明らかに違ったりします。

不動産会社のチラシは
「いますぐ」不動産が必要でない人も見るので
将来に向けた情報発信になっていたのです。

それがインターネットに変わると
「いま」部屋を探している人だけをターゲットにして
情報発信するようになってしまいました。

ネットが
もともと、そのような媒体なのかというと
そんな事はありません。

むしろ、
将来に向けた“種まき”に
適した媒体だと思います。

そのポテンシャルに
気が付いていない方が多いのではないでしょうか。

「今日食べる飯」がなくては困りますから
「いますぐ客」に向けた情報発信は必要です。
ライバル会社と、しのぎを削って戦う
主戦場であることは間違いないです。

でも「明日の飯」のためにも
情報と言う「種」を撒いてください。
それも「しっかりと意識して」撒いてください。

そのためには、
ワードプレスを使ったブログが使えます。

Facebook も
そのために使える強力なツールだと思います。

逆に、
「いますぐ部屋を探してます」という
お客様を集めるには向いていないです。

YouTube も同じくです。

地域の魅力を紹介するシリーズ動画は
これから、
あなたの街に移り住む未来のお客様にとっては
「見たい」と思う情報でしょう。

「上手なお部屋の探し方」
「上手に賃貸住宅で暮らす方法」
「わが街の“素敵な”お店紹介」
「わが街のイベント紹介」
「教育施設紹介シリーズ」

いくらでもアイデアは浮かびます。

管理会社さんも
仲介会社さんも
もっともっと、インターネットを活用すべきです。

「そんな事をやっている余裕はないよ」
というのは
ちょっとザンネンですよね。