セミナーに申し込みました。
題名は長いのですが、
「あなたはこの内容を知らずに大規模修繕ができますか? 空室率70%、ボロでガラ空きからでも新築より高い家賃で”即満室”を実現! 見積もり4000万円を1500万円に大幅削減する為の 大規模修繕コスト削減戦略セミナー」 というものです。
聞いてみたいと思いませんか?
今月の最後の土曜日開催で、3時間30分の講義で36,500円です。
講師の方の名前は存じ上げないのですが(失礼!)、
こういうテーマを聞くと「どんな話だろう?」と興味が尽きなく、
どうしても「申し込む自分」を止めることができません。
これが10万円だったらゼッタイに申し込まないんだけどなー
もし僕が、見ず知らずの人を集めて、
36,500円の料金をいただいてセミナーを企画するしたら
「ゼッタイに、参加者が納得する話をしよう」と決意するはずなので、
今回の講師さんも同じだと思い、信じて申し込みました。
参加資格は「賃貸物件のオーナー」ですが、
僕も、一応「オーナーさん」の端くれなので・・・・。
もし「為になる話」だったら、このサイトで「少し」シェアしたいと思います。
もちろん、講師の方のノウハウですから「さしつかえ」のない範囲で・・・・・
ところで、このセミナーの主旨のように、
築古物件のリニューアル提案は、
「オーナーの収益を増やす」には必須です。
このサイトでも何度か取り上げました。
でも、多くの賃貸管理会社というのは「リフォームの素人」なので、
見積もりから施工までを専門会社に「丸投げ」することが多いでしょう。
(あなたの会社は違うと思います)
そして、付き合いが長い業者さんだと「相見積もり」も取らなかったり・・・・・
中には、自社の中にリフォーム部門があったり、
関連にリフォーム会社を持ってる賃貸管理会社さんもありますが、
「うちの部門に頼むと、他所(よそ)より高くなる」なんて
笑い話にもならないケースもあります。
(決して、あなたの会社のことではありません)
すると、リニューアルの企画は優れていても
コストの高い(あるいは安くない)工事を提案してしまうかもしれませんね。
コストが高かったら「収益を増やす」ことになりません。
まして、そこからバックマージンを受け取ったり、
自社の利益を上乗せしたりしますよね。
これは僕も現役のときにやっていたし、
今もコンサルタント先に「やめましょう」とは指導していませんが・・・・
私たちの賃貸管理で一番重要なのは、
「オーナーさんの収益を増やすこと」でした。
格好をつけて理想を言っているのではなく、
そうしないと、継続的にオーナーの支持が得られないので、
私たちの賃貸管理が維持できないし、増やすことも難しいからです。
リニューアル企画を立てて提案するのは、これからの賃貸管理にとって必須ですが、
「コストの割高な工事」を勧めるのは、絶対にダメですよね。
それを続けていたら、オーナーの支持を失います。
まして「コストが高い一因」が、私たちへのバックマージンだったら・・・・
なので、このセミナーで言うように、コストを下げるノウハウが、
プロパティマネジメントにとっては必要だと思い、
財布の中身が苦しい中、セミナーに申し込んでみました。
(正直に言うと、コストに関しては詳しくないのです・・・・)
役に立つ話が聞けたら報告しますので、お楽しみに・・・・
ちなみに、
2年前にCPM(全米不動産管理士)の資格を取得したときに・・・・
その中に「倫理」をテーマにした授業がありました。
2日間、アメリカから来た講師(現役のPM会社の社長さん)から、
「倫理」のこことだけを叩き込まれます。
アメリカのプロパティマネジメントの協会では、
このようなバックマージンを受け取ることを一切禁止しているそうです。
バックを受け取ることが「オーナーの収益を増やすこと」に相反するからです。
確かに、
「収益を増やすことに貢献しますよ」と言って管理を請け負いながら、
影で業者さんからバックを受け取るという行為は・・・・
「オーナーさんの収益を減らす行為」には違いありません。
だから、
自信を持って「私たちの提案は、コストが劇的に安い!」言えるようになるべきだと思います。
(あなたの会社は、すでにそうかもしれません)
プロパティマネジメントにとっては、
「借主さんに支持されるリニューアル企画」を、
「しっかりとした施行内容」で、
「コストを下げて実施する」ノウハウが必要です。
そして、その「武器」を持って
賃貸管理を獲得する戦場に向かいましょう。