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地震の際のチェック

大変に大きな地震でしたね。
50年以上の人生の中で、一番揺れた地震でした。

2005年に日管協のセミナーで「地震体験者から学ぶ、管理会社のための危機管理対策」というセミナーが行われ、その議事録があります。
その中から、必要なことを抜粋してみます。
(このメルマガをお読みの皆さんは、地震被害の少ないエリアで営業されているので、あまり該当しないと思いますが・・・・)

地震で起こる可能性のある被害(後日、借主に対してチェックすべきもの)
・室内クラック発生
・トイレ洗浄管より水漏れ
・洗面台ポール割れ
・瓦のずれ
・台所のタイルにひびが入る
・ブロック塀が倒れそうになる
・家具が倒れ、床が傷つく
・ソーラーが外れそうになる
・浴室ドアのガラスが割れる
・風呂場タイルが割れる
・雨樋が外れる
・室内給水管の破裂
・エレベーターの異音、または動かない
・水が出ない
・ガスが出ない
・玄関ドアが開かない
・貯水槽オーバーフロー
・電気温水器配管が割れて転倒(階下水漏れ)
・照明器具が外れる
・火災警報が鳴る
・排水より異音
・自転車や塀が倒れて、車に傷がつく
・非常ベルが鳴っている
・高架水槽が傾いた
・海に近い平面駐車場は液状化で舗装がうねる
・機械式駐車場の車が出せない
・テナントが1階や2階にあって3階以上がオール電気のビルは特に大変だった

【エレベーターが動かないとき】
・病院等の公共施設が優先される
・閉じ込められている所が優先される
・余震が考えられるのですぐには動かさない

【ガス利用の賃貸物件】
・マイコンメーターの作動によるガス供給停止
・マイコンメーターの作動方法を指導する

【老人の一人住まい世帯】
・被害がないか確認する

これらの被害が起こってるかどうかのチェックが必要になりますね。

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