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緊急時の管理会社の対応

3月は入退去の時期です。
今回の地震で、「退去する人」「入居する人」について、それぞれにチェックが必要ですね。

まず、退去予定の入居者さんが、予定通り退去できるか、確認が必要です。
退去先の事情によって「引っ越せない」という方もいらっしゃるかもしれません。

入居予定の部屋は「被害状況の確認」が必要です。
昨夜のメルマガで「室内のチェックすべき箇所」の一覧を書きましたが、
チェックリスト等を活用したら良いと思います。

「生活できるか」という観点と、クラックなどの把握を部屋ごとにしたおかないと、
何年後かの退室時に原因が判別できなくなります。

入居予定者の方からの「確認の問い合わせ」が入ると予想されます。
対策を担当させるスタッフを決めて、返答の準備をさせて、
電話は担当者に全て回す、などの取り決めも「あってもいい」と思います。

空いている部屋のブレーカーは落としておきましょう。

業者が忙しいので、点検作業の依頼を早めにしましょう。
・ガス関係
・電気関係
・エレベーター
・貯水槽 等

被害地に近い管理会社の場合ですが、、、
住めなくなった物件がある一方で、被害から免れた物件もあります。
昨夜のメルマガで紹介した「セミナー」の内容によりますと、
これから「住める部屋を求める」お客様が多く訪れると予想されます。
1Kに3人の家族を住まわせる、などの緊急対応もあるようです。
近隣の大家さんから「空室」の情報収集も、可能であれば行ってはどうでしょう。

遠方のオーナーからも確認の電話が入ってきます。
入居者の家族からも「安否確認」の電話が入るでしょう。
問い合わせを受ける係を設けて、パソコン等に入力し(あるいは、模造紙に書く)、
各スタッフに情報伝達する等の対処方法も、セミナーで紹介されています。

その他の項目として、
社員と下請け業者のペアを作り、地域を割り振って、物件の調査をする。
緊急時はガス会社の対応は比較的良い。
電気会社は良くない。   とのことです。

入居者が、「住めるところを用意しろ」と言ってきた場合は、
「公共の避難場所を紹介」することで対応します。

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