今日は、「集めたオーナーリストをどう活かすか」
というお話です。
あるいは、「そのオーナーさん達に、
どのように顧客になってもらうか」と言った方が正確です。
最後は、このリストの中から、
「いかに多くの管理の依頼をいただくか」なのですが。。。
リストのオーナーに向かって、
「管理を任せてほしい」とか
「資産活用の提案を受け入れてほしい」とアピールするのは当然ですね。
すぐにやりましょう。
前提としてそのアピールは、
オーナーが求めている「解決策 = 提案」であるべき、
というのが前回までのお話でした。
私たちの説明に、
興味を持っていただけるオーナーもいらっしゃるでしょう。
すぐに提案を受け入れてくれるオーナーもいるかもしれません。
でも大多数は、一方的な売り込みには抵抗感を示すかもしれません。
そのオーナーには、どのように対すればいいでしょうか。
私たちのファーストコンタクトに興味を示さないオーナーさんは、
まだ私たちの顧客になっていない、と考えてください。
ここでいう「顧客」とは、
私たちと取引していただけるオーナーさんの事ではありません。
私たちや私たちの提案に、
少なくても興味をもっていただけるオーナーさんです。
集めたオーナーの大部分に「顧客」になってもらいたいのです。
実は、興味のない人を上手く「顧客」にしている身近な手法があります。
それは民放のテレビです。
「民放テレビ」は不思議な存在だと思いませんか?
あんなに面白い(?)番組を「タダ」で見せています。
(僕にとって「面白い」といえる番組少なくなりましたが、若者に受けている番組は多いですよね)
上質なドラマになれば、随分と製作費もかけているだろうに、
なぜ「タダ」で見せているのでしょう。
ご存知のように、その理由はスポンサーがいるからです。
番組を見る視聴者がスポンサーの広告を見て、
そのスポンサーの商品が売れるので、製作費を負担しているのです。
いつの間にか視聴者は、
知らず知らずにスポンサーの「顧客」になっていきます。
何かのキッカケがあれば、その商品を実際に購入するでしょう。
雑誌やラジオにも使われている、昔からあるビジネスモデルですね。
これは、
テレビという「メディア」
番組という「コンテンツ」
スポンサーが流す「広告」
の3つの要素で成り立っています。
そこで皆さんに、
「メディアを持ちませんか」と提案しているのです。
そのメディアに、
オーナーさんに役に立つ「コンテンツ」を載せて
「タダ」で提供するのです。
そこには、さりげなく、
皆さんの「広告 = 提案」が表現されている、というわけです。
その「コンテンツ」に価値を見いだせれば、
オーナーは私たちの「顧客」になっていただけるでしょう。
何かのキッカケがあれば、
その提案を受け入れてくれるのではないでしょうか。
ただし、私たちの提案は
「コンビニでチョコレートを買う」というような
安易なものではないので、
「キッカケ」は私たちが用意する必要があります。
それは、「電話をかける」ことであったり、
「訪問する」ことであったり、
「オーナー勉強会」を催すことであったりと色々です。
「観劇会」に招待するのも、ひとつの「キッカケ」になるでしょう。
「メディア」として、
オーナー向け情報誌を発行しましょう。
「コンテンツ」は、
その情報誌に掲載される「オーナーに役立つニュース」です。
「広告」は、
皆さんが添付する「あいさつ状」です。
ご自分たちで「オーナー向け情報誌」を毎月発行するのが難しいなら、
お手伝いできます。
下記から無料で2カ月分のサンプルを受け取ってください。
または、これを参考にして、ご自分たちで制作してください。
https://www.geonetwork.co.jp/site2/hissu/index.html
また新たな「メディア」として、
・定期的な税務勉強会(相談会)
・オーナー会
などを組織するのもいいですね。
オーナーさんという存在と、
私たちの商品(= 提案)は、店頭で売っている物のような、
簡単な経緯で売り買いできない性質のものです。
それだけに、まず「顧客」になっていただいて、
私たちが「役に立つ事実」を知ってもらいたいのです。
そのために、ぜひ「メディア」を持ってください。